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健康を大切にしたい方へ贈るひとりごと

消化不良は生活習慣病の予備軍!健康維持に注目の「消化酵素」

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患者さんたちの多くは、肉などのタンパク質や白砂糖、酸化した油脂などの摂り過ぎで、腸内環境が悪化傾向にあります。最近の日本人の食生活の問題点が現れているとも言える。

 

消化不良の状態が続き、生活習慣病や慢性的な頭痛、アレルギー、がん、うつなどの文明病を引き起こす要因の一つとなっているのです。消化不良の改善で、症状が軽くなる場合もあるほど。排泄がうまくできるようになると、メタボの改善にも繋がります。

 

どんなに身体に良い物を食べても、消化吸収と代謝、そして排泄が正常に働かなければ、病気になってしまいます。ここで酵素が重要な役割を果たしています。

 

酵素とは何か、また、酵素がどんな働きをしているのかを知ることで、健康的な食生活の重要性が、よりわかりやすくなります。文明病の予防、改善に役立てましょう。

 

 

酵素とは

酵素と言うと、酵素ダイエットとすぐに浮かびますが、そもそも酵素は体内で生成(体内酵素)され、消化酵素と代謝酵素に振り分けられて、消化又は代謝のどちらかの用途に使われています。

 

体内酵素は一生に作られる量が決まっています。消化することは最もエネルギーが必要な活動ですから、過剰なタンパク質などの摂取は、消化酵素を無駄遣いしてしまいます。

 

運動不足や夜型の生活、添加物の入った加工食品を食べているので、さらに消化酵素はつかわれてしまい、その結果代謝酵素が不足し、身体のあちこちに不具合が生じます。

 

生活習慣の見直しや不足する酵素を食品で補い、消化酵素を出来るだけ節約して、その分を代謝酵素に回して免疫力の活性化、細胞の修復などに使うことで病気の予防や、改善に繋がります。

 

 

食物酵素について

酵素は植物でも動物でも、生命のあるもの全てに含まれています。これらを生で食べることにより、体内に取り入れることができます。

 

植物由来を動物由来の酵素の違い

酵素は生の食べ物に存在しているので、植物由来、動物由来という区別は特にありませんが、植物性のほうが利点が多いです。

 

生野菜や果物と発酵食品

発酵食品にも酵素は豊富に含まれています。酵母菌は微生物ですが、酵素は金よりもずっと小さな遺伝子レベルの生命体と言えます。酵母菌を餌にしているので、発酵食品には酵素がたくさん存在します。 

味噌、納豆、高野豆腐などは良質のアミノ酸を始めとする栄養素が、より吸収されやすいかたちになり、栄養価や旨味も増えています。

 

酵素は生き物です

最も活動しやすい温度は37℃~39℃です。48℃~60℃の状態に長く置かれると、タンパク質が変性して役割を果たせなくなります。

冷凍野菜は加熱したものを冷凍しているので酵素は期待できず、酸化もしています。

 

酵素は食べるとどこで働く?

酵素が最も活動しやすい環境はph6~7の中世ですが、胃酸にあっても、食べ物の酵素は行きたまま小腸に届き、消化を助けます。消化酵素は不足気味なので、食べ物による助っ人はありがたい存在です。

腸内の善玉菌を増やす働きもあります。

 

すりおろし、ジュースは酵素力アップ

人間は硬い繊維質を分解する酵素をもって居ないので、すりおろしたりジュースにすると食べやすくなります。内部の抗酸化物質も摂りやすくなります。

おろし器はセラミック製が金属酸化を受けないのでオススメ。

 

生野菜は身体を冷やすのでは

確かに身体は冷えますが、一時的なものです。お茶や少量の味噌汁を飲むと良いでしょう。

代謝酵素が化発になると体内d炎症を起こす活性酸素が排除され、血液が流れやすくなるので身体も温まります。

 

市販の野菜ジュースはだめ?

加熱処理されているので酵素の効果は期待できませんが、酵素の働きを助ける、ビタミン、ミネラル、食物繊維が一度に多量に摂れます。

砂糖、食塩、保存料、化学調味料などが無添加のものを選びましょう。

 

 

体内酵素は2種類

体内の潜在酵素は、消化酵素と代謝酵素で、一定のバランスに保たれています。酵素の多い食品を食べると、消化酵素が節約され、代謝酵素の働きが強くなるので、病気になりにくい体質隣ります。

 

一方、タンパク質などの摂り過ぎで消化酵素がたくさん消費されると、代謝酵素が不足し、文明病の原因となります。

 

 

消化酵素

消化酵素によって、食べたものは三大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂質はそれぞれブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸などに分解し、体内に吸収されます。

 

どんなに健康に気遣ったものを食べても、消化酵素が正常に働かなければ、栄養素は身体に吸収されません。

 

 

代謝酵素

身体が正常に働くために必要な酵素です。呼吸、体温調節、歩く、笑うなどの筋肉を動かす、などあらゆる生命活動に関わっています。

 

代謝酵素が少なくなると、血液や神経、組織などを作ることもできません。代謝酵素の働きで、身体が正常に働き、病気やケガをしても元の状態に戻すことができるのです。

 

 

消化酵素と代謝酵素のバランス

体内酵素の量は一定です。タンパク質などを過剰摂取すると、消化酵素が一生懸命働いても、吸収される大きさになかなか分解されません。

 

さらに体内にはアルコール、白砂糖、カフェイン、薬、添加物と言った化学物質も入ってきます。特に薬や添加物は身体には「異物」なので消化には大変な負担がかかります。

 

結果、消化酵素を使いすぎ、身体の修復作業や免疫力の強化のための代謝酵素が足りなくなってしまいます。

 

 

適応分泌の法則

酵素は3000種類ほど有りますが、それぞれ1つの役割しか持っていません。タンパク質を分解する消化酵素は、タンパク質だけを分解し続けます。

 

分泌される酵素の種類や量も、何をどれだけ食べたかによって決定されます。

 

食べたものに応じ、その時にふさわしい酵素を、適切な量だけ分泌する、これを適応分泌の法則と呼びます。

 

体内酵素の量は一定なので、食べ過ぎで消化酵素が大量に消費されてしまうと、身体を正常に働かす代謝酵素が減って、病気へと向かってしまうことになります。

 

 

消化のメカニズムと酵素の働き

 摂取  
 口腔  唾液に含まれるアミラーゼにより、デンプンが消化
 胃  胃液のペプシンがタンパク質を分解
 小腸  小腸内の各種酵素により、タンパク質はアミノ酸に、
 炭水化物や脂肪も体内に吸収されやすい物質に分解
 大腸  水分や無機質などの幾分カが吸収
 排泄  老廃物(脂肪、コレステロール、有害物質など)を排泄

 

 

事前消化

食べたものはまず口の中で、炭水化物(でんぷん)が消化されますが、タンパク質や脂肪はそのまま胃の上部にとどまるので、消化酵素がおいつかず、摂り過ぎは消化不良を起こします。

 

一方、消化酵素を多く含む食品を食べると、事前消化と同じような働きをしてくれるので、一緒に食べたものを分解して、消化酵素を節約することができるので、代謝により多くの酵素を回すことが可能になります。

 

例えば、焼きサンマには大根おろしを添えるのは、「胃がもたれない」と分かっていたからです。大根おろしにはサンマのタンパク質を消化する酵素が含まれていることを、昔の人は経験として知っていました。

 

 

日本人の食の変化が文明病、生活習慣病に

かつての日本人の食生活は、野菜や発酵食品が多く、食べ物から普通に酵素を得ていました。

 

今の日本人の食生活は、一見バランスが取れているようにも見えますが、コンビニなどで加工された食品やファーストフードが溢れ、野菜や果物をあまり食べなくなってきている。

 

一見バランスが取れているようで、実はバランスに欠ける食生活は、糖尿病、肩こり、慢性的な頭痛、ぜんそく、花粉症、メタボなどの文明病、生活習慣病の要因となりえます。

 

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出典:厚生労働省「食事バランスガイド」について

 

 

消化、吸収、排出を正常に整える酵素

消化が正常に行われていれば、栄養素は体内に吸収されてネルギーになります。血液で全身に運ばれ、細胞の新陳代謝が活性化されます。

 

不要な老廃物(脂肪・コレステロール・有害物質など)は排出されるので、健康が維持され、美容、ダイエットにも効果が期待できると言うわけです。

 

一方、消化がうまくいかなければ(消化不良)、栄養は吸収されず、腸にとどまって残留物となり、腸内環境を悪くしてしまいます。生活習慣病などの要因ともなります。

 

 

まとめ

酵素を上手に食生活に摂り入れ、体内酵素、消化酵素と代謝酵素が活躍できる状況を作ることで、免疫力がアップ、生活習慣病、文明病の予防や改善に繋がります。老廃物の排泄もうまくできるので、ダイエットにもつながります。

 

食べたものが効率よく、消化、吸収、排出される身体のシステムを正常に機能させるためにも、酵素の働きを良く理解することが重要です。

 

食物繊維は酵素のサポート役ですが、分解する酵素がないので、よくかみ、口の中の消化酵素を増やすことも有効な手段です。

 

「ナースのひとりごと」~今日も1ページ

 

※酵素が病気の予防、改善、ダイエットなどに効果があるわけではありません。

生野菜の摂取は、病気によっては控えなければいけない場合もあり、必ず栄養士や医師の指示に従ってください。