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ナースほど誇れる仕事はありません

ナースダイアリー・超忙しい看護師のひとりごと

股関節の痛み治し方~進行期の股関節への負担軽減生活改善4つのコツ

health health-予防・治療 health-予防・治療-骨・関節

進行段階の変形性股関節症では、痛みのため日常生活に支障をきたし始めます。運動療法に加え、股関節に掛かる負担を減らし、痛みを軽減したり進行を遅らせるために欠かせない、股関節の痛みの治し方、生活改善のコツをお伝えします。

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変形性股関節症の第3階、進行期の状態と治療

股関節は足の付根にあるので、痛みは立ち上がるときや、歩き始めに現れることが多いです。初期段階では股関節の痛みはあまり感じませんが、進行してくると痛みで日常生活に支障をきたし始めます。

昨日のエントリーでお伝えした変形性股関節症の4つの段階のうち、進行期は3段階目になりますが、関節軟骨がかなりすり減り、臼蓋(きゅうがい)と大腿骨頭(だいたいこっとう)」の隙間が狭くなります。

 

変形性股関節症の自己チェックと生活改善のコツ

進行期の股関節は、すり減った関節軟骨の表面が毛羽立ち凸凹とした状態になり、股関節に痛みが現れるほか、下記の項目などに該当する症状が現れることがあります。

進行期の自己チェック

  1. 姿勢が悪いと言われる
  2. 歩くときに小股になりがち
  3. 椅子に座ると足が組みにくい
  4. あぐらをかけない
  5. 床から立ち上がりにくい

1、2: 変形性関節症が進行し、気が付かないうちに姿勢や歩幅が変化している可能性がある

3、4、5:更に進行し、股関節の動きが悪くなっている可能性がある

2つ以上当てはまる場合は早めに整形外科を受診してください。

治療は運動療法に加え日常生活を見直して、痛みを緩和したり進行を遅らせるようにします。

股関節の負担を減らす生活改善の4つのコツ

日常生活の改善のポイントは4つあります。

  • 体重コントロール
  • 洋式の生活形態を取り入れる
  • 杖やカートの利用
  • 股関節に負担のかからない靴を選ぶ

それぞれについて、解説します。

体重コントロール

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肥満は様々な病気の原因となりますが、股関節にも大きな負担をかけます。例えば50kgの体重の人が10kg増えると、片足立ちをした時に股関節に掛かる負担は、それまでより30~40%も増えてしまいます。

歩くときに股関節にかかる負担は、約100kgにもなるとされます。

肥満がある人は、まず体重を減らすことが重要です。正し、極端に減量すると骨を弱くするので、

  • 栄養バランスの良い食事を摂る
  • 適度な運動を行う

ことで1か月1~2kgを目標に少しずつ体重を減らしていきましょう。

洋式の生活形態を取り入れる

和式の生活では、たったり座ったりするときに、股関節に大きな負担がかかります。洋式トイレ、ベッド、いすとテーブルなどできるところから様式の生活に変えていきましょう。階段など、股関節に負担がかかりやすい場所に手すりをつけると良いですね。

トイレ 
座敷でたったりしゃがんだりすると、股関節に負担がかかります。洋式トイレが理想ですが、難しい場合は和式トイレの便座に設置する「簡易洋式便座」の利用をおすすめします。

ベッド 
布団で寝る生活では、布団の上げ下げなどにより股関節を深く曲げる動作が多くなる。立ち上がるときの負担もあるので、ベッドで寝る生活を取り入れると良いでしょう。

転落防止に、寝る時は床まで下げることができるベッドもあります。ベッドのレンタルもありますので福祉事務所などに相談してみましょう。

椅子とテーブル 
座布団と座卓の生活は、たったり座ったりしたときに股関節に負担がかかります。いすとテーブルを使うようにすると良いです。

杖やカートの利用

股関節の痛みであるきにくい場合は、杖やカートを利用しましょう。股関節に掛かる負担を軽減できるので表記の進行を防ぐことも可能です。買い物の荷物はカートに入れるなど、重いものを手に持たないことも大切です。

杖の正しい使い方

  • 足の痛みがない側の手で杖を持つ
  • 腰のあたりに硬さを調節すると良い

歩くときの杖の使い方

  • 杖を一歩分前につくと同時に、痛みのある側の足を前に出す
  • 痛みがない側の足を前に出す
  • これを繰り返す

医療用の杖は介護用品店などで購入できます。

股関節に負担のかからない靴を選ぶ

股関節に負担が少ない靴を選ぶことはとても大切です。かかとの部分が集めで、足への衝撃をできるだけ吸収してくれるものがおすすめです。

かかとは硬すぎても柔らかすぎても股関節への負担が大きくなるので、程よい硬さの靴を選ぶようにします。

変形性股関節症では股関節の位置がずれることなどから、左右の足の長さに差(脚長差)が生じることもあります。

「中敷き」や「補高靴」を利用して脚長差をへらし、股関節や腰、膝への負担を減らしましょう。

中敷き 
短い側の脚に履く靴に入れて使います。中敷きの厚みで脚長差を補い、股関節への衝撃を和らげます。

補高靴 
脚長差に合わせ、短い側の脚で吐く靴の底を厚くした靴です。両足にかかる負荷のバランスを取ります。

中敷きや補高靴は、オーダーメードの靴専門店や整形外科で注文できます。

 

まとめ

股関節は日常生活を送る上で、重要な働きをしています。変形性股関節症で痛みがあると生活に支障をきたしますので、進行を予防することが重要となります。

運動療法と股関節に負担をかけている生活の改善で、股関節の痛みを治し、進行を防いで行きましょう。

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