ナースほど誇れる仕事はありません

健康を大切にしたい方へ贈るひとりごと

新人看護師あるある初体験~病院の恥ずかしい話、看護師と下の世話

下の世話がどうしてもできなくて看護師を辞めたい、と悩む新人看護師は少なくありませんが、それ以前に清拭や、患者さんに抱きついたりがどうしても恥ずかしくて…という場合も。病院で起こる恥ずかしい(笑える)看護師あるあるです。

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新人看護師の初体験

看護師の仕事には、患者さんの清拭や剃毛、浣腸、摘便などのお世話や、動けない患者さんを抱き起したりと言ったこともあります。慣れてくると、ナース服を着ていると、どんなことでも平気でできるのですが…

新人看護師の時は慣れなくて特に男性患者さんの場合、毎回ドキドキしたものです。摘便や陰部洗浄がどうしてもできなくて、「もう辞めたい!」と泣いたことも。

「看護実習でちゃんとやったんでしょう。ある程度慣れているんじゃないの」と思われるでしょうね。はい、確かに一通り経験はしています。でも、病院側にも配慮があるのか、担当する患者さんは、男性であってもたいていは高齢の方です。

実習でガチガチになっているのと、おじいちゃんが相手なので「変に男性を意識しなくて済む」と言う点で、割と平気に乗り切ってしまえるものなんです。

 

初体験はドキドキ

当たり前の話ですが、患者さんはおじいちゃん、おばあちゃんばかりではありません。ピチピチの若い男性も当然いらっしゃいます。最初はどうしても若い男性の裸となると、「異性」を意識してしまうのは無理もないですよね?

現場で実践となると妙にドキドキしたり、キャーッと叫んで逃げ出したくなったりすることだってあります。そんな新人看護師の反応を、セクハラっぽく楽しむ患者さんも中にはいるし、わざと困らせたり、からかう患者さんもいますから、清拭や陰部洗浄などのお世話は本当に苦行にさえ思えます。

看護師も3日で慣れる

3日では正直無理が多いですが、下の世話や、清拭、陰部洗浄などは看護師の毎日の仕事です。初体験ではキャーッと顔を赤らめていた新人看護師も、イケメン患者さんに当たったとしても、ごく自然に対応できるようになるものですから、慣れって偉大です。ベテランの域に達すると、セクハラ患者さんにも実に見事に対応するようになるんですよ。

下半身の清拭をしていると、元気になることがあります。若い方だけでなく、おじいちゃんでも!新人看護師は、どうしたら良いかドギマギしてしまうことも多いのですが、大抵の場合、その話題には触れずに清拭をつづけます。

ベテランナースになると、「あ~ら、おじいちゃん元気ねえ」と笑い飛ばすというテクニックを使う人もいます。

セクハラ患者さん

清拭は自分でできる方には蒸しタオルをわたして、ご自分で体を拭いてもらうことが多いのですが、体をあまり動かせない、若い男性患者さんの清拭で、背中と足など体の大部分を拭き終わり、「後はご自分でお願いします」とタオルをわたしたところ、

 

下もお願いします

 

と言ってきたそうです。自分でできる人は股間やお尻などは、自分で拭いてもらっていました。そのほうが患者さんも気が楽ですから。

内心、嫌だなあと思っても断るわけにはいかないので、患者さんのパンツをおろしたら…

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患者さんは20代なかば、新人で若い看護師だったので、もう確信犯でしょう。彼女は不快感をグッと押さえて、黙って清拭を終わらせたそうです。

 

患者さんも恥ずかしい

そんなこんなで慣れてくると、だんだんわかってくるのは、看護師が恥ずかしがっていると、患者さんも恥ずかしいということ。つまり、こちらが恥ずかしいと思っていても、それは患者さんに伝わらないように、平静を保てるようにすることが大切だということです。

いずれにせよ、毎日の業務として普通にこなせるようにはなるものです。

意外とよくあるケースですが、患者さんが友人だったり、知り合いだったりしたときの下の世話や清拭などの看護。どうもお互いに気まずい部分もありますが、何かのきっかけで吹っ切れると、妙な連帯感も湧いてくるので不思議です。

患者さんが同級生

後輩看護師の高校時代の同級生が、交通事故で股関節を骨折し、運ばれてきました。ちょっと太めな男子で、看護師たちがあまり丁寧に清拭をしてくれなかったらしい。「後は自分で拭いてね」というわけで、股間の辺りは放置されていたようです。しかし、彼自身もうまく拭けなかった。しかも、季節は夏です。

彼女は彼の股間の状態がよろしくないのでは、と思い

 

かゆくない?

 

と聞いてみたところ

 

そうなんだよ

 

とか細い声で答えたそうです。

恥ずかしさよりも爽快感

自分の担当ではなかったのですが、ひと肌脱がねばと決心した彼女は、彼の体をきれいにしてあげることにしました。流石に二人きりでは嫌でしたから、ヘルパーさんに手伝ってもらって、二人がかりで彼の股間をきれいにしてあげたそうです。

お風呂にも入っていませんし、清拭もできていませんでしたから、臭いと汚れはひどいものだったとか。彼も初めはちょっと恥ずかしそうで、体に力が入っていたらしいですが、一生懸命きれいにしてくれている彼女を見て、自然と体を任せてくれたそうです。

 

でもさあ、同級生は流石に照れくさくなかった?

 

なんかもう、そういうことは考えてなかった。
とにかくきれいにしなくちゃ、って半分意地になっていてね。
それに、何度もありがとう、ありがとうって言われて嬉しかったし、
やったあ!という達成感みたいなものもあったし

 

高校時代は特別な関係ではありませんでしたが、この時彼女が心底「天使に見えた」とあとで彼が照れながら言ったそうです。ちょっと飛べそうにもない天使ですが(いえね、彼女もちょっと太め…)

入院する病院に知り合いの看護師がいたらどうしよう、と心配する人もいますが、こういったことに関しては、看護師は変に意識することはないですから、安心してください。大丈夫です。

 

下の世話が嫌!看護師辞めたい

寝たきりで動けないときに、患者さんが何が嫌かというと、排泄を看護師に助けてもらわなければいけないこと。小はまだしも、大に抵抗がある方が多いです。便器で排泄できる間はまだ良いとしても、臭いは気になるものです。おむつの場合は更に深刻です。

看護師にとっても、おむつをしている方の下のお世話は、ときには大惨事(笑)になることだってあるのです。新人看護師が、下の世話にどうしても慣れなくて、辞めたい、あるいは実際に辞めてしまうこともあるくらい。

一方、身体が不自由だったり、寝たきりの患者さんが排便困難になった場合などには、摘便をします。摘便、というのは患者さんの肛門に指を入れて、詰まったうんちを掻き出すことです。

看護師は摘便が好き

下の世話が嫌で辞めたいと思う一方で、看護師は摘便が好きでもあります。身体を動かさないと腸の動きが鈍り、腹筋も落ちます。入院患者さんの中には、浣腸しても全く効果がないくらい、頑固な便秘状態になってしまう人が、少なくありません。

肛門の入口辺りまで硬い便(硬便)が詰まって蓋をした状態になってしまっています。もう自力で排便することは出来ないので、摘便が必要です。

摘便グッズ(おむつ、潤滑剤、ペーパー、手袋、清浄綿、ビニール袋、便器(男性の場合尿器も)を持って患者さんのもとへ。

ベッドに防水シーツを敷いたりの準備もありますが、手袋を利き手に2枚はめ、患者さんの肛門をほぐしながらゆっくりと、人差し指を入れていきます。指が便に触れたらゆっくりと掻き出す。大きな塊は、指で崩しながら掻き出していきます。出口で詰まって栓になっている便がでてしまえば、自力で排便できるようになります。

普通の仕事をしている人から見たら、良くそういうことができるわね、と思うであろうことのトップ3に間違いなく摘便は入ります。新人看護師は、誰でも抵抗を持つ仕事でもあります。どうしても慣れなくて、辞めてしまう看護師もいるくらい。

ストレス解消は摘便で

しかしです、摘便は慣れを通り越して「快感」に変わる瞬間が!実は看護師は摘便が好きな人が多いのです。患者さんがスッキリした気持ちよさそうな顔をすると、達成感があります。

何より摘便のあと、山のようにでてきたうんちを見ると、「わお、こんなにでた!スッキリ」と自分が出したわけでもないのに、爽快感を感じてしまうものなのです。

「ストレス解消は摘便!」という看護師も少なくありません。摘便についてはこちらの過去エントリーも合わせてどうぞ

www.nurse-diaries.com

まとめ

病院では、日常生活上で考えれば思わず赤面するような恥ずかしい事が、普通に行われています。ナース服を来ているとなんでもできちゃう不思議。

セクハラまがい(笑)下ネタ、排泄などでおこる思わぬ初体験も、笑って受け流せるようになってこそ、一人前の看護師です!新人看護師は、今日も内心ドキドキしながら、患者さんのお世話に勤しんでいます。

「ナースのひとりごと」~今日も1ページ