ナースほど誇れる仕事はありません

健康を大切にしたい方へ贈るひとりごと

まじめ過ぎちゃあ続かない!ナースの仕事に向いている人は?

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世間がイメージするナースとは?

清楚、まじめ、責任感や使命に燃えた白衣の天使…なんだかステレオタイプですね。私はといえば、そんなイメージとはかけ離れた、派手好き、ガサツで大雑把。声は大きいし、大口を開けて笑いこける。しかし、「白衣の天使」になってから今年でちょうど10年!看護師稼業は続いています。

それはさておき、看護師を辞める人が多いのは、一つにはまじめすぎる人が多い、ということも大きな理由ではと思うことが多い。責任を全部背負い込んで、どんどんつらくなってしまうのです。

どんなにまじめでも、向上心が有っても、それだけではうまくいかないのが、看護師の仕事の難しいところです。

 

 
勿論人の命を預かる仕事、まじめさが無くては困りますが、、看護師稼業を長く続けられる人の多くは、私のように、一見看護師に向かない人なのではと思ったりします。

 

まじめ過ぎでもだめ!ナースの仕事は続かない

人一倍まじめな人は、なにかあると自分の責任と思ってしまうでしょう?だから、つらさが重くのしかかる。どんどん、どんどん。そして重荷に耐え切れず辞めていく。

「患者さん」という人々は、病を抱えて病院にやってきます。人格的に選ばれた人というわけでも、立派な人というわけでもなく、いい人も嫌な人もいます。痛みや不安で気難しく扱いにくくなっている人も多いでしょう。

融通が利かないまじめな看護師は、己を捨てて尽くそうとするため、どのサービス業にもない、看護師ならではの「つらさ」がここに生まれてくる。

 

限界を忘れて謙虚さも忘れ

どんな仕事にも限界はあります。ナースの仕事にも。これをあまりにも真面目な看護師はついつい忘れ、いつの間にかスーパーマンになろうとして、人間としての謙虚さを忘れているように見えることがあります。

自分と同じまじめさを患者さんにも、押し付けてしまって煙たがられたり。

そもそも人の命には、終わりがあります。どんな人もいつかは終わるもの。ナースの仕事は、これまであったこともない人のお世話です。様々な人がいるし、コミニュケーションだって取りにくい。

それを忘れてはいけません。

 

人事を尽くして天命を待つ

看護師稼業でつくづく思うのは、まさにこれ。医療の基本的姿勢だなあと。

どんなに最新の医療を施し、手をつくしても、死というものは、いつか必ずやってくるもの。「人事を尽くす」中でそのことを忘れてしまい、不必要な、不自然な死が生み出されてしまっていると感じています。

まじめに、真剣に人事を尽くす。そのなかで、天命を待つことも忘れない。

これが看護師に求められる心構えで、天命を待つことができると「なるようにしかならない」と、良い意味で開き直ることができるのです。

 

看護師稼業を長く続けられる性格

一言で言うなら、

明るく、大らかで楽天性に裏付けられた程々のまじめさを持つ性格

看護師は、先に述べたように、あまりまじめすぎる人には続かないし、続いたとしても相当な苦痛を伴うでしょう。

私が看護師を続けられるのは、白衣の天使のイメージとは、ちょっと違った性格に寄与するところも、大きい。

 

看護師の使命

どんな患者さんにも誠意と敬意を持って心から尽くすこと。

多くの看護師は心の何処かで、こう固く信じています。一方、患者さんの中には、看護のプロとして誠意は尽くせても、人間としては敬意が払えない人もいる。

その現実がジレンマとなり、まじめすぎると押しつぶされてしまうことになりかねません。

成り行きでなった看護師だけれど…

実は私が看護師になったのは、フリーで働く母の不安定な生き方が大変なことを見て、とにかく安定した仕事に付きたい、という思いから、たまたま縁あってのことでした。

人間は、縁あって就いた仕事を一生懸命続けていくものと思い、技術面でコンプレックスが有った私は、とにかく優しいナースになろうとしていたのですが、患者さんの人間性という問題にぶち当たります。

看護師の多くは、患者さんからの厳しい反応を、すべて自分のせいと引き受けて、疲れ果てて行くのではないでしょうか。

 

肩の力が抜けた時に見えるもの

私もそのジレンマに悩み、自分を攻め続け、どうにもならない状況になった時…

ようやく「看護師にだって、出来ないことがある」と自然に思えるようになり、すっと肩の力が抜けたように楽に思えるようになりました。

 

ありのままの現実を受け止める

ナースの仕事は、どんな人でもいい療養をしてもらうように関わる事。患者さんのすることが全部正しいわけでも、何もかもが自分の責任と自分を責めなくてもよい、相手にも非があると自分の胸の中で思うことで、気持ちが楽になりました。

例えば、人生の終末で、人として見たくない、人間のに醜さをさらけ出されても、ありのままの現実を受け止められるようになったのです。

こんな風に割りきって考えても、表面的には、患者さんに対して波風を立てないようには関わり、なるべく相手の意にそうようにしています。

 

まとめ

ナースの仕事は、あまりにもまじめ過ぎると、その重厚から辛さに耐え切れず、やめたり、押しつぶされてしまったりします。

すべてを自分の責任と感じず、「出来ないことだってあるんだ」ということを自然に思えるようになること。肩の力がすっと抜けた時、この仕事がかけがえのない、自分の居場所と感じ、看護師を続けることができるはずです

 

 

「ナースのひとりごと」~今日も1ページ