苛烈な職場環境から、「看護師を辞めたい!」と考える人が後を絶たず、現実に辞めていきます。これから、お話しすることは他人事ではありません。あなたがいつ倒れるかはわかりませんが、その時看護師に適切な看護をしてもらえるでしょうか?
看護師不足が及ぼす影響
団塊の世代が高齢となる2025年、3人に1人が65歳以上の超高齢化社会になります。医療、介護、福祉サービスへの需要が高まることで、社会保障財政の危機が言われているのです。
看護師不足も加速し、2025年の不足看護師は13万人とも25万人ともいわれています。
看護師一人あたりにかかる負担は増すばかり。辞める看護師も更に増え、そのしわ寄せは患者に回ってきます。
なぜ辞めたいと思うのか。現場の看護師だからこそ患者に決して言えない本当の現状があります。看護師不足がこのまま経緯するなら、適切な看護をしてもらえなくなる日がやってくるかもしれません。
毎年5万人もの看護師が生まれているにもかかわらず、看護師不足は深刻になるばかりです。2025年問題と言われる超高齢社会にも対応していません。
この記事を読むあなた!しっかりと覚悟をして最後まで読んでください。テレビで見る笑顔で献身的な看護師は、あなたが創りだした幻影にすぎない…
2025年問題に備えた診療報酬改定
国は増え続ける医療費の抑制を狙い、2006年に「7対1病床」*を新設しましたが、診療報酬の増収を当て込んだ病院が看護師を奪いあい、看護師不足に拍車がかかり、中には頭数だけいれば良い、と言った病院も有ったり。
看護の質にも影響するし、地方の小規模病院では、看護師不足から経営が成り立たない、と言った事態も起きました。さらに7対1病床の増加で、医療費は逆に増えています。
*「7対1病床」:高度な医療と集中看護で、入院日数を縮め医療費を抑える狙いで、7人の入院患者に対し看護師1人を配置する区分。入院基本料はそれまでもっとも高かった「10対1病床」の1・2倍。
厚労省の方針転換
今年4月の診療報酬改定では、7対1病床を25%減らす方針に舵をきりました。
団塊の世代が75歳以上になる2025年問題に備えて、自宅に戻る患者が多い病院を高く評価、在宅医療に取り組む施設にも診療報酬を手厚く配分するとしています。
看護職員数の配置基準も変わりました。
現在でも高齢者の入院が長引くと、受け入れ先がなかなか見つからない状況です。増収のため、退院を余儀なくされれば、さらに行き場がなくなる…
必要な人が必要な看護を受けられない
看護師は不足する、看護や介護が必要な患者さんは増える。これでは十分な看護をすることも受けることも難しいのです。
職場環境の悪化も考えられ、辞める看護師もさらに増えるでしょう。医療事故のリスクを高めたり、医療難民が大量に出る可能性も否定できません。
2025年は必ずやってくる
超高齢化社会は、必ずやってきます。高齢者が皆元気で医療の必要がなければ何の問題もありませんが、悲しいかな、加齢が進むに連れて様々な病気になったり、不調が出てきます。
病院や介護施設などのお世話になることも増えます。看護師不足は、なんとしても解消しなければいけないのですが…
看護師は余る?
看護学科 大学数・入学定員の推移
※H.23年度までは文科省資料、H.24年度以降は旺文社調査。
※大学数は、1大学で複数学科を設置している場合も1校とする。
画像出典: 26年度の新増設はスーパー看護ラッシュ旺文社教育上センター26年1月 3p より編集
看護師不足が問題となっている反面、看護大学の新設ラッシュで、逆に余るという推測もあります。
実際に、ここ25年あまりで、看護大学数は約20倍に増えています(1993年21大学/1,198人→2014年228大学/19,684人)。
定員割れで閉鎖となる学部が増える一方で、看護学部が増える背景には、看護系であれば受験生が集まり、看護師不足から就職先にも困らない、という双方の利害が一致していることが有ります。
しかし、従来看護師の国家試験の合格率はほぼ100%であったのが、一部の大学では7割を切るところも。今後看護師の質が問われることになっていく可能性が、無いとはいえません。
単純に数字だけを追えば、確かに看護師は余るでしょう。しかし、実際にシナリオ通りに行くかどうかはわかりません。
資格を取っては見たものの潜在化する可能性もあるし、そもそも途中で離脱する可能性も否定できません。看護師には向いていない、と方向転換することもあるでしょう。
高学歴看護師のニーズ
以前は、大卒看護師は貴重な存在でしたが、200校を超える看護系大学が存在する現状では、大卒というだけでは、特別な特徴とは言えなくなってきているようです。
どの学校を卒業したかだけではなく、何ができるか、が看護師のキャリアには重要です。
1992年に看護師等人材確保法が制定されてから、急速に看護を学ぶことができる大学が全国に増えているのは前述の通りです。
その結果教育水準が全体的に高まるとともに、専門看護師、認定看護師の増加や看護系大学院の整備拡大により、一定の分野に関する専門的な能力を備えた看護師が育成されつつ有ります。
チーム医療のキーパーソンとして看護師の役割の拡大が求められています。
看護師が辞めたい本音の理由
看護師不足の解消には、いろいろな施策も行われていますが、これといった有効なものがありません。潜在看護師の復職支援なども行われてはいます。
平成24年度末の潜在看護職員は約70万人(内、准看護師は約24万人)。毎年5万人近くの新人看護師が誕生しても、辞める看護師が多いので、看護師不足は一向に解消されません。
辞めたい、と思わず続けられる職場にするには、辞めたい本音を知ることが重要です。
看護師が辞めたいと思う本音の理由は、人間関係が多い。上司との人間関係を上げる看護師も少なくありません。師長の言い方や態度で傷ついたり、やる気をなくしてしまうことも。
上司が尊敬できない、先輩が意地悪だ、同僚とうまくいかない、他のスタッフと馴染めない、など人間関係をうまく構築できないと、看護の仕事そのものもイヤになってきたり、出勤するのが辛くなったりしてしまいます。
上司に問題があると…
特にえこひいきをしたり、打算的、医師の言いなりで、部下や看護業務への配慮が足りない、自分の利益しか考えない、などとても尊敬できると言えない上司では、問題は深刻です。
先輩や同僚との人間関係の修復を図ってもらえないばかりか、看護師の仕事そのものにも影響が及びかねません。
そのような職場では、キャリアアップは望めないし、看護師が転職することが多いのが現実。新しい看護師が入職してもすぐにまた転職していきます。当然患者さんの看護にも影響が及び、病院の評判を落とし、やがて…
新人看護師と先輩
どこの職場にも新人看護師に厳しい先輩がいるものです。早く一人前になって欲しいと厳しく指導する先輩も多いですが、中には指導の名のもとで、イジメに近い場合も見られます。
矢継ぎ早に質問し、答えられないと人格をも否定するような言い方をしたり、徹夜をしないと調べられないような宿題を出したのに、目もくれない。
睡眠不足でミスをしないかと不安になったり、今度は何を言われるだろうといつもビクビクしたり。他の先輩たちは火の粉が自分に降りかかってはたまらない、と見て見ぬふりをする。
限度を超えた嫌がらせ
看護師は転職が多い職業です。転職で入職した看護師がどんな前歴があるのか、どこの病院にいたか、経験年数、診療科や役職などなど、転職者を迎える看護師の心中は穏やかでありません。
特に最新治療を行っていた大手の病院からの転職では、その存在をうっとうしいと感じる看護師もおり、嫌がらせが始まることが無いとはいえません。
しかも嫌がらせ行為は一つ間違えれば患者さんの健康に関わる事故につながりかねないのです。
転職してきた幹部候補生Aさんののケース
最先端の知識と技術を身につけたAさんが、優秀な幹部候補生として、院内の業務の改善、質の向上を期待して引き抜かれてきました。
現場に溶け込んでいけばやがては師長、あるいは看護部長まで約束されているも同然です。
面白く無いのは、現場で長年役職もなく務めてきた先輩看護師たち。なぜ自分が管理職になれないのか、その理由を考えることなく、ただ攻撃を始めます。
最初は親切に応対していますが、新入職者の信頼を得たと思うと嫌がらせを始めたのです。
点滴の名札の張替え、配薬トレイの薬の入れ替えなどなど…流石に確認すれば間違いに気づくようなことしか仕組みませんが、うっかり見逃してしまうと大変な医療事故につながりかねません。
こんなことが何度も続き、堪忍袋の尾が切れたAさんが、先輩ナースに食って掛かりました。しかし、逆に自分に対するイジメだと大騒ぎに。その後しばらくは何も起こらなかったのですが…
事件は起きた
担当患者さんのワークシート(点滴や薬、リハビリ、検査の予定など治療に必要な内容など患者さんの個人情報のかたまり)が病院の前の道路に落ちていた、と届けられました。
もちろんAさんは持ちだしたりはしていません。
思えば、ナースステーションのワゴンの上に、午後からも使用するから、と他の看護師と同じように、そのままにしてしまい休憩に入っていたのでした。その間に持ちだされ、捨てられてしまったのでしょう。
師長と部長には、入職してからの一連の嫌がらせをすべてはなし、はめられたと説明しました。
問題の先輩看護師も呼ばれて事情を聞かれましたが、関係は認めず。師長は薄々気づいていたようですが、証拠が無いので罰することはできない。と歯がゆさを感じていたそうです。
Aさんは、こんな非常識なことができる看護師がいるなんて、信じられない。いくら好待遇でも、キャリアを保証されていても、こんな病院では働けない。と他所に転職していきました。
師長の役目
新人の教育やフォロー体制は整っていても、このような強い先輩の威圧的な指導や、限度を超えた嫌がらせなどを監督するのは、師長の役目です。
新人看護師はそれでなくとも、看護学校時代に思い描いていた看護の仕事と、現場とのギャップに戸惑いやギャップなどを感じています。
そこにこのような人間関係があると、どんどん追い込まれてしまいます。看護師を辞めたい、と思い悩んだり、心身ともに疲れ果ててしまったりすることもあります。
Aさんのように実績のある看護師が転職してきた場合は、特に問題は深刻でしょう。プリセプターとスタッフが互いにフォローする体制や、師長、主任が関与し、調整することが必要です。
辞めない、辞めさせない環境
先輩や同僚との関係では、師長の果たす役割は大きい。職場環境の良し悪しは、上司次第で変化する傾向があります。
じっくり面接をしたり、師長としての改善点を提案したりして、辞めたい看護師の心をつかむことが大切です。
辞める看護師からは、本音の退職理由を聞き出すことが、職場の改善に役立て、辞めたい看護師を減らすことにつながります。
辞めたい看護師の心をつかむ
新人看護師の場合は特に、退職の意志を告げられた時に、じっくり話を聴き、看護師の仕事を選んだ理由、初めて白衣を着た時、この病院を選んだ時など、その時々の思いを語りながら、気持ちの整理を支援し、考える猶予を与えます。
師長としての提案
辞めたい看護師には師長として、改善点を提案します。
- 物の見方、考え方で人は変わる。過去と他人は変えられないが、自分は変わることができる。
- 勤務表の考慮や先輩の指導を検討(本人の不利にならないように配慮)
- 主任やプリセプターと学習計画を見直す(今の知識・技術に自身が持てるようにする)
- ローテーション(適性を考慮し、希望を叶える)
- イジメ、嫌がらせを見過ごさない、起こさせない
辞めたい、と思わない職場にするには
この職場でずっと働きたい、辞めたいと思わない職場にするためには、退職理由の本音を聞くことや、不平不満をすくい上げていくことで、改善していく柔軟性が大切です。
新人看護師や、転職看護師が職場に馴染み、チームとして機能させる手腕も必要。
休憩時間の活用
看護師の仕事は忙しい、のですが、新人看護師は手順がよく飲み込めていなかったりする分、さらに忙しい。
業務に追われ常に動き回っていることが多く、休憩時間もとれないことがあります。ひと声かけて休憩に誘い、緊張をほぐしてあげることも必要。
コーヒーブレイクなどで気持ちがほぐれ、困っていることなどを聞くチャンスになります。
不平不満のチェック
どんなに些細な事でも、不平不満は聞き流してはいけません。すぐに対処しないと大きな問題に発展することもあります。
新人や中堅看護師たちと仕事をする機会が多い主任は、実践指導や夜勤業務などを通して、本音を聞き出すチャンスが多いです。
また、本音が言える環境つくりを心がけることも必要でしょう。
辞めてはいられない環境にする
退職理由に、キャリアアップを上げる看護師もいます。今の職場ではそれが難しいことから転職をしてキャリアアップ、ということですね。
それなら、転職をしなくてもキャリアアップができる環境を作れば良いのです。
師長の役割は、「学びたい時に学べる学習環境を整え、対応すること」です。「学び合う・教えある」環境が整い、モチベーションも高まります。
入職3~5年は学ぶことが多くて、「辞めてはいられない」環境になることが理想です。
キャリアプランを考える
キャリアアップを考えるためには、まず自身のキャリアプランを考えなければいけません。将来何をしたいか、どんな自分になっていたいかを考え、計画をたてます。
新たな資格取得を目指す場合、退職や転職をしなくてはいけないのか、あるいは在籍のまま、復職を前提の休職などの方法があるか、なども確認しましょう。
子育てや体調不安
妊娠、出産、育児、体調不安などを抱えている場合は、まずそれを解決することが重要。
お互い様の浸透で助け合い、乗り越えることは可能です。勤務への配慮ができる環境も大切。
家庭と仕事の両立、健康面でのサポートなどの不安を解消し、安心、安全に仕事ができる環境が必要です。
ワーク・ライフ・バランス
看護師の仕事を続けるのが辛い、辞めたいという看護師には、ワーク・ライフ・バランスを改めて考えることを提案します。
看護師になった頃の初心にかえり、自分の気持ちに素直になることも必要。
看護師辞めたい、と思った時は、仕事と生活のバランスを考えることで、気持ちにゆとりが生まれます。
余力を増やすことで自分を磨き、心のリフレッシュができるので、仕事を続けるパワーとなります。
そして、それを支えるのが上司です。上司には人間関係を良くする、職場環境づくりと、1人でも多くの人材を育て、送り出す役割があります。
ワーク・ライフ・バランスのための工夫をすることも必要です。
- 多様な雇用形態と勤務形態の導入
- 適材適所の配置
- キャリア構築のためのプログラム
- 電子カルテの導入による効率化
- IT利用におけるスケジュール管理
など
アメリカに見る看護師不足と解消
日本では2025年問題に、現在でも深刻な看護師不足に、さらに拍車がかかることが懸念されています。アメリカも恒常的にこの問題を抱えています。
1990年代に生まれた、マグネットホスピタルは深刻な看護師不足から生まれた、看護師が惹きつけられる病院に与えられた称号です。
病院に限らず、医療施設の看護の質を測るシステムとして認識されており、最近では「マグネット・ホスピタルではなく、「マグネット・ファシリティ(マグネット施設)」と呼ばれています。
日本でも近年関心が高まり、看護師が辞めない、惹きつけられる病院づくりを目指す取り組みも見られるようになりました。
マグネットホスピタル
米国では1980年代,多くの病院が深刻な看護師不足に悩まされ,その確保が大きな問題となっていた。一方,磁石のように看護師を引きつけ,低い離職率と高い定着率を誇る病院が一部,存在していた。米国看護アカデミーはそれらの病院に注目し,米国全土にわたる聞き取り調査を行い,共通の特性について検討した。1990年代に入り,米国看護認定センターが「磁石のように看護師を引きつける病院」に関する共通の特性を備えた病院に対し,「マグネット・ホスピタル」(現在は,「マグネット・ファシリティ」)という称号を与え,1994年から認定制度を開始した2)。
2000年には48施設であったが,2013年4月現在では米国内外に395の認定施設が存在する。
「看護師の離職は,看護師長やリーダー,院長の離職や変更によって,マグネットの原理が維持されていないと感じられたときに起こりやすいと思われます。つまり,看護師がより良い仕事環境が失われたと感じたとき,看護師の離職が起こります」G.Wolf博士(ピッツバーグ大学)マグネット・ホスピタル認定の審査員
つまり,マグネット・ホスピタルといえども,リーダーの離職などにより,離職率が一気に悪化する危険性はある。「人が人を呼び込む」状況を永続的なものにするためには,健全な職場組織の特性を各病棟にまで浸透させるだけでなく,その特性を「文化」として病棟レベルで引き継ぐ仕組みが必要となるのだ。
翻って,日本の病院組織における看護師の離職防止対策を考えるときには,まずはリーダーシップの要である看護管理者の要件・資質とともに,採用過程の見直しから始める必要があるかもしれない。
出典: 週刊医学界新聞 第3028号 2013年5月27日
【寄稿】新卒看護師の離職防止に向けて(後編)
米国マグネットホスピタルの組織と職場環境づくりに学ぶ
富永 真巳 京都橘大学看護学部教授
退職理由の本音と建て前~上司の存在
退職届は、通常師長を通して看護部に提出されます。師長が見ることを意識して、「家庭の事情」や「一身上の都合」など、当り障りのない理由ばかり書かれていることがほとんど。
転職する場合は、なおさらでしょう。しかし、本音の多くは人間関係によるものです。
看護師が辞めたいと思う理由~建て前
看護師の離職理由は、
- 妊娠・出産
- 結婚
- 勤務時間が長い・超過勤務が多い
- 子育て
- 夜勤の負担が大きい
の順番で多いとされ(本音の部分は違うようです)、夜勤や超過勤務による過重労働で、妊娠や出産を安全に迎えられるか、という不安や、家庭と看護師の仕事の両立が難しいことが伺えます。また、看護師に向いていないのでは、と言った適性・能力への不安や、上司・同僚との人間関係も離職理由にあります。
本音の退職理由
退職の理由は様々ですが、遠方への転居や、仕事を続けるのが困難な病気の発症と言った、本当に退職しなければならない事情があるのは、さほど多くはないと思われます。
看護師不足が加速するなか、看護師を「辞めさせない、辞めない職場」を作ることが求められています。
働きたい・働きやすい職場環境を作り上げるのは、ある意味で師長次第。看護師を辞めたい、という人や、辞めていく人にどう向き合ったら良いか。
ずっと働きたいと思う職場にするための改善のヒントは、退職者の「辞めたい」の本音の理由にあります。
まとめ~新人に目指してもらえる看護師になりたい
看護師不足のなか、辞めない職場を作り出すのは上司の役割が大きい。辞めたい理由には、本音と建て前があり、本音を聞き出すことで職場の改善のヒントが得られます。
辞めたい看護師の心をつかむには、辞めたいと思わない職場は。「新人に目指してもらえる看護師になりたい」その風土を作り出すのは、上司であるあなたの責務。
米国のマグネットホスピタルに学ぶことはたくさんあります。師長や主任、リーダーの果たす役割は、限りなく大きい。
現役の看護師が辞めたいと思わず、新人ナースが増えていけば、2025年問題も問題でなくなり、あなたがいつ倒れても、手厚い看護を受けることができるでしょう。
それこそ看護師の就職難時代がやってくるかもしれません。
「Anのひとりごと」~今日も1ページ
トップ画像出典: 参考資料国政調査、人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」など
75歳以上の急激な増加
一般社団法人ディベロップメントシニアPCコミュニティ
2025年問題や潜在看護師、看護師不足に関する過去記事です。合わせてどうぞ。