ダイエット宣言しました!早速今朝体重計に乗りました。おおお!最大値ではないですか!朝が一番体重が軽いって、夜になったらどうなるのですか…脂肪細胞の不都合な真実を暴いて、つい食べを防ぎ、空腹感をピタリと止める裏ワザを公開
ダイエットはあしたから
夕食後ケーキが一切れ残っているから、食べちゃおう。ダイエットはあしたからね。で、深夜に小腹がすいたから、ヨーグルトかけアイス。うん、ダイエットはあしたから。それを繰り返していたら…
そりゃ増えるわけです。今日からは、嗜好品売り場には近づかないようにしよう。冷凍室にあるアイスはちびちび食べて…小腹がすいたらついつい食べてしまう習慣を断つ裏ワザをご紹介。
悪者にされる脂肪細胞ですが、実はやせ薬のレプチンや、健康長寿のための特効薬、アディポネクチンも作っています。脂肪細胞に隠された真実も暴きます(笑)!
空腹感をピタリと止める裏ワザ
ぽっこりぽよぽよしているお腹の中にあるものは…
たまった皮下脂肪に内臓脂肪、小腹がすいてついつい食べちゃったものや、まだ食べられる!と詰め込んだものでギュウギュウ。です。多分。
つい食べの原因となる「小腹がすいた」をなくす裏技があります。その方法は、
わざと運動します!
30秒から1分で構いません。心臓がドキドキ、息が上がるくらい動くことです。家の中なら階段ダッシュとか、膝が悪ければ椅子に座ったまま、思いっきり全身の筋肉に力を入れるだけでも大丈夫。
実はこの方法、友人に教えてもらったんです。ウソっぽいなあと思っていたのを思い出し、とりあえず、「その場ダッシュ」をやってみたら…あら不思議、本当に空腹が治まりました。Fちゃん、疑ってゴメン。
運動で空腹が止まる理由
血液中のエネルギーがたりなくなり、体がエネルギーを欲している状態が空腹です。
この時に運動をすると、大量のエネルギーが必要になり、体にとっては非常事態勃発!危機を感じた脳は、体の中にためてある糖や脂肪をどんどん出すよう司令を出します。
そうすると血液中にエネルギーが出てきたことを脳が感知し、「なんだ、エネルギーはあるじゃないか」と安心し「食べなくてもいい」と判断するため、空腹感が薄らぐと言うわけ。
小腹がすいたら在庫処分
小腹がすいた時、なにか食べなきゃ、と余計なものを食べずに、空腹感は目指す体になるためのサインと考えましょう。
小腹がすいた→在庫一掃タイム→運動→空腹感がピタリと止まる
小腹がすいたら体の中に在庫として抱えている脂肪を、どんどん出すイメージで運動をすると、気持ちも良いですし、「在庫処分!」と思うと運動する気が起きない時も頑張れます。
つい食べ習慣を断つ
別にお腹は空いていないのに、ついつい食べてしまう、とか、とにかく何かを食べ続けてしまうこと、ありませんか。
仕事や恋愛などで強いストレス感じていると、よくあるケースです。食べ過ぎるから気分も悪くなるし、もちろん肥満につながります。
男性の肥満は20代の頃から始まる
男性は働き始めると、急に太る人が多い傾向にあります。一人暮らしで食生活が乱れる、お酒でストレス発散などなど、生活習慣が悪くなって太る人が多いです。生活習慣を改善すれば多くの場合治っていきます。
一方、女性の肥満は40代を過ぎた頃から多くなります。女性は生理学的な体質の変化もあるので、単に生活習慣を改めれば良い、というわけでも無いのが難しいところです。
体が生理的に脂肪を蓄えようとしている時に、生活習慣が良くないと、体重の増え方は加速します。
女性はいくつになっても太りやすい
女性はトシをとっても太り続けるケースが多いというデータがあります。単に女性がいくつになっても元気で確かにおばちゃんパワーには圧倒されますが、食欲旺盛だからというわけではありません。
特に家族の食卓を預かる立場になることが、男性よりも多い女性は、料理中の味見や、余り物を「もったいない」とつい食べちゃうのも原因の一つ。
いわば、家族のために、家計のために太っている、ということもあるのです。
子育てが終わって家にいる主婦はおしりに根が生えて(笑)動かなくなります、朝ごはんを食べずに、昼や夜にたくさん食べる人も太りスパイラルに陥りやすい。
やせる動機に乏しい、割り切り方がはっきりしている人(どうせ私はオバちゃんよみたいに)も、ダイエットは成功しにくい傾向にあります。
「もったいない」の先に待っているもの
ついつい食べ続けた結果、糖尿病床の腎症の人が急増しています。発症すると、自分の力で体内の老廃物をこし取って尿を作れなくなります。
そのため、血液を機械でろ過する作業を週3回、4時間ずつ受けなければいけません。死ぬまでです。
ずっと続ける時間のもったいなさ。しかも自己負担金は毎月約2万円です。健康であれば自分がただでやってくれていたことに、毎月2万円一生涯です。
どちらがもったいないかは考えるまでもありませんし、健康で有ればこその様々なことも、手放すことになりかねません。
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メタボの不都合な真実
肥満、というとメタボが浮かびますが、実際のところどうなのか、意外と知らないことが多いメタボ。
2018年に基準を見直す、という厚生労働省の発表(*下部参照)がありましたが、現在の基準は腹囲がオトコ85cm、オンナ90cm、更に高血糖、高血圧、高中性脂肪の数値のうち、2つ以上悪いことです。
多少数値が高いくらいは、問題はないのですが、悪い数値が重なると、とんでもないことが起こります。
三高が悪さをする
高血糖、高血圧、高中性脂肪の三高が重なると、動脈硬化がものすごい速さで促進され、血管がボロボロになってしまうことが、最近わかってきました。
メタボが怖い、という裏には、こんな真実が隠れているのです。また、メタボの基準にコレステロール血「LDL」が含まれていないのは、LDLは単独でも動脈硬化の主な原因となるからです。
動脈硬化は血管が詰まっていくのですが、実は出来立ての動脈硬化のほうが危険です。
出来立てはまだ軟らかいので、ちょっと血圧があがっただけで剥がれてしまい、傷口を修復しようと血小板が集まって血の固まりが出来、血液の流れを止める血栓を作ってしまいます。心臓で起これば心筋梗塞、脳なら脳梗塞です。
知られざる内臓脂肪の働き
実は脂肪細胞は、からだに良い物も作っています。
- レプチン(やせ薬とも呼ばれるホルモン)
- アディポネクチン(健康長寿のための特効薬)
です。アディポネクチンは血管内の傷にくっついてなおしたり、血糖値や血圧を下げる、血液を固まりにくくするといった、様々な治療薬の役割をこなします。
※女性ホルモンも作っています。が、乳がんや子宮がんのリスクが高まります。
脂肪細胞がたまりすぎると悪になる
しかし、脂肪細胞がどんどんたまると、異常事態に陥ってしまい、血栓を作りやすいPAI-1や、血糖値を上げてしまうTNF-αといったホルモンを作ってしまいます。
本来体に良いはずの脂肪細胞も、ためすぎてしまうと悪いホルモンをつくりだし、血管をボロボロにしてしまうのです。
女性に要介護率が圧倒的に高い理由
閉経して女性ホルモンがでなくなると、それだけでコレステロール値があがってしまいます。
つまり、動脈硬化のリスクがより高まるということ。その時にお腹に脂肪細胞を貯めこむと更に危険度は増します。
中高年で糖尿病になる女性は、多いのですが、突然失明したり、人工透析に多くの時間とお金をかけなければいけなくなり、さらに足の切断なども起こりえます。
自覚症状がなく進行するので、気づいた時にはすでにかなりのダメージを受けていることが少なくありません。
病気を先延ばしする
すでに病気の入り口にいる人も、進行を遅らせる、現状維持することは可能です。今のままだと、透析を60歳からしなければならないのが80歳からになるのなら、それでも良し、としましょう。
抱え込んだ脂肪細胞の不良在庫を全部片付けられなくても、溢れかえった分だけを片付ければ、脂肪細胞はアディポネクチンを、またつくりだしてくれます。
アディポネクチンが検査値を下げてくれますので、症状さえでなければ大丈夫。理想のボディにはなれなくても、ちょっと痩せれば生涯健康で過ごすことは可能です。
健康的に過ごすために減らすのは、体重の5%が目安です。
まとめ~脂肪細胞は悪者ではない部分も
ダイエットをする目的は、スラリとした若々しい体型でいたい、デブが恥ずかしい、モテたい、いつまでもオンナでいたい、など大半の同期は外見にあるようです。
しかし、一番大切な目的は、生命を守ることです。
ちなみに昨晩は、朝より800gも減っている!体も完全に昼夜逆転ですねえ~
「Anのひとりごと」~今日も1ページ
メタボ検診診断基準見直しへ
内臓脂肪面積100平方センチ以上の目安となる、腹囲が男性85センチ、女性90センチ、BMI25以上を基準値に、血糖高値、血圧高値、脂質異常などの異常がある人を、生活習慣改善の健康指導対象としていた。
しかし、近年、厚生労働省研究班などが、腹囲やBMIが基準値未満でも、血糖値や血圧、血中脂質濃度に異常があると、心血管疾患や生活習慣病の発症リスクが高まり、その逆に、腹囲が基準以上でも、それ以外の異常がない場合はリスクに変化がないとした研究結果が発表されており、本当に指導が必要な人が見落とされているのではないか、との懸念が示されていた。
また、腹囲は内臓脂肪蓄積の目安にはなるものの、腹囲が基準以上であれば必ず内臓脂肪の蓄積があるわけではなく、基準以下でも内臓脂肪の蓄積がある可能性もある。
新たな基準では、血圧、血糖、血中脂質の検査結果から心血管疾患リスクを判断し、腹囲が基準以上の場合は、従来通り保健指導を通して減量をすすめる。基準未満の場合は、内臓脂肪蓄積以外のリスク因子を特定する必要があるため、原因を調査できる方法や、原因ごとの新たなプログラムを開発していくという。新基準での健診は2018年から実施される予定。
参考: エイジングスタイル 2016年5月26日
※メタボリックシンドローム 別名「内臓脂肪症候群」
心臓病、脳卒中の危険度アップ