健康と日々の徒然~Anのひとりごと

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前向きな姿勢!看護師辞めたいと思った時に転職を成功させるカギ

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看護師は転職が多い職業。転職を成功させるためのカギである、前向きな姿勢について考察し、転職の流れについても解説します。※今の仕事を辞めたいと思っている方、転職を考えている方向けの記事です。f:id:lady-jhones:20160422031646p:plain

転職を成功させるカギ

日本は長年終身雇用、年功序列型の社会ですが、近年は成果主義を取り入れる企業も増えていて、転職についての考え方も随分変わってきました。

人材派遣会社などのサービスを利用して、より良い条件で働こうとする人も増えています。

なかでも看護師に転職が多いのは、看護師の仕事は専門職である、という特性や、勤務先は全国どこにでもあるという、働く場所の選択肢が豊富なこと。

さらに深刻な看護師不足で人員を確保したい病院側の事情などが背景にあります。

転職の理由は調査機関によって多少の違いはありますが、キャリアアップなど、前向きな理由よりも、現状の改善を求めることが多いです。

今の職場に不満が有り、辞めたい。でも看護師の仕事は辞めたくない。その結果、転職を選ぶという傾向が見えてきます。

中には、転職を繰り返す看護師も少なからずいますが、多くの場合、転職するたびにかえって条件などは悪化していきます。

そうならないために、転職を成功させるカギについてお伝えしましょう。

 

だから私は転職しました

看護師を辞めたいと考えた時、その先の選択肢はいろいろあります。まず、どんな可能性があるのか、どんなキャリアを積みたいのか、自分についてよく知ることが大切です。

「~だから私は転職しました」と転職の理由や考え方について、きちんと言えますか。

看護師は転職でキャリアアップ、待遇改善などを得ようとしますが、新たな仕事を覚え、人間関係も一から構築しなおしていくには、大きなエネルギーを必要とします。

できるだけ勤務の内容や体制、給与など理想に近い職場で長く安心して働きたい、と思うのは当然のことですが、それは受け入れ先も同じ。信頼できる看護師に長く活躍してもらいたいと思っています。

転職すると決めたなら、前向きな姿勢で転職に望むことが成功のカギ。

前向きな転職理由には、

  • 目標が実現できる環境
  • 理念に共感できる
  • 進学が可能
  • オンコールがない
  • 自分の生活に合わせられる
  • ワークバランスが保てる

などがあります。

 

前向きな転職理由に捉え直す

辞めたい理由に「嫌だ」「不満」と言った、ネガティブな思いがあったとしても、前向きな転職理由に捉え直すことが重要です。

転職先も多くが看護師不足解消のため、看護師の待遇改善に取り組んでいるはずです。そんな中で給与や勤務時間のことばかり主張していては、「この看護師さんに働いてもらいたい」と思ってもらえるでしょうか。

例えば、「勤務時間が長い」という不満は、「もっと短くしたい」という希望です。

ここで勤務時間を短くするために、自分がしてきた工夫や、何ができるかについて考えてみましょう。それをさらに実践していくために「勤務時間の短縮に取り組んでいるこちらの病院で働きたい」と不満が前向きな転職理由となりました。

 

転職の時期ではない時

不満の裏には希望や理想が有ります。理想に近づくためにまず現在の職場で行動、それをさらに高めるために転職する、そういった前向きな姿勢が転職を成功させるカギとなります。

裏を返せば、今の職場でまだやれることがあるなら、まだ転職の時期ではない、ということです。

 

看護師を辞めたいと思う理由

  • 人間関係
  • 勤務時間や勤務体制
  • 給与体系・昇給

を辞めたい理由にあげる人が多いのですが、これはそれぞれが「嫌だった」「不満だった」などネガティブな思いが背景にあることが多い。

家庭の事情も多い理由ですが、これは表向きの理由で、実際は人間関係など上記のネガティブな理由であることも、少なくありません。

ネガティブな理由と表裏一体の希望、理想は何かを考え、前向きの理由として捉えることが重要です。

 

自分のキャリアの方向性と転職先の目指す方向性

転職者を採用する病院は、実務経験を期待します。同じ診療科で転職する場合、ここはかなりクリアです。また、別の診療科に転職する場合も、最初からのスタートになるわけではありません。

「これまで◯◯について興味をもち、力を入れてきました。こちらの病院でさらにそれを発展させたいと思って選びました」と過去と未来が繋がるように説明します。

自分のキャリアの方向性と病院の目指す方向性が一致した時、双方が納得できる転職が可能となります。

 

転職の流れ

一般的な転職の流れを簡単にまとめました。状況に応じて変わる部分はありますが、概ねこのような流れであると理解しましょう。

1.なぜ転職するのかを考える 前職の退職理由は、必ず聞かれる
ネガティブな理由、明確な目的がないと転職先を絞り込めず、転職先でも新たな不満がおこりがち
「◯◯がしたい、そのためにはこちらの病院のほうが適している」
のように転職の目的を明確に答えられるようにする
2.キャリアを整理 これまで携わってきた業務、身につけた知識や技術などを書き出す
職務経歴書のベースになり、面接時の自己PRの材料になる
3.求人情報を探す 求人情報サイト、求人情報誌、新聞などの折込チラシ、口コミ
1の転職理由、2のキャリアが活かせるか、さらに給与や勤務体制などの条件を組み合わせながら転職先を絞り込む
人材紹介会社、ハローワークなどの活用
4.応募 履歴書、職務経歴書の提出が求められることがほとんど
職務経歴書は1,2で考えた内容や、3の応募先を選んだ理由を整理して記入
誤字脱字のチェックも入念にする
5.面接 リラックスして転職理由や自己PRを
応募先が応募者を先行する場であると同時に、応募者が転職先を見極める場でもある
事前に聞きたい事項をメモし、面接の際に確認しよう
6.内定~退職 内定の連絡があったら、給与など入職にあたっての条件を書面で確認
現在の職場へは退職の1か月前までに上司に伝える
業務の引き継ぎや退職届の提出
転職先で勤務開始 いつ、どこへ、誰を訪ねれば良いのか事前に確認する
出勤初日の持ち物も聞いておく

 

まとめ~やめたいときは自分をよく知る

看護師の転職について、成功のカギをお伝えしましたが、多くのことはその他の職種でも当てはまります。仕事を辞めたい、と思った時はまず自分についてよく知ることが大切。

今の職場で改善できることがあるなら、転職はしなくてもよいはずです。

辞めたい理由、転職したらどうしたいのか、目指すキャリアは、などについてきちんと考えた上で決断することが必要です。

ハローワーク、人材派遣会社などを上手に利用して、転職を成功させましょう。

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