ナースも仕事に気持ちが乗らない日だってある。体調が原因だったり、単に気分的なものだったり、恋人とけんかしたりとか…そんな時に多くのナースがすることは、患者さんに明るく元気に接すること!
自分をコントロールする努力
原因がはっきりしていれば良いのですが、なんだかわからないけど、どうも、という時は、自分をコントロールするのが大変。時にはぐっと落ち込んで辞めたいと真剣に悩みを持ってしまうこともあります。
気分の乗らない日に病棟にでると、さらに疲れがたまり、悪循環に。看護師という刺激の強い環境の中で、自分をコントロールするには、努力が必要です。
どんな努力をするのか。
オフの息抜きや、趣味など、ナースによって様々な方法がありますが、多くの看護師に共通なのが、患者さんに明るく接すること。
理由の分からない疲れ
病気を持つ人と関わる、ナースの仕事はものすごいエネルギーを、必要とします。
患者さんのお世話に力がいる、とかそのようなことだけでなく、自分のパワーを吸い取られるような、妙な疲れや、自分の老い先を見るような、ちょっとやりきれない疲れだったり。
こうした疲れが少しずつ貯まって、どうにも気分が乗らない、ということになるのかも。
苦手な患者さんに励まされる
お世話をするのに、どうしても苦手な患者さんが出来てしまうのですが、こんな時は特に苦手な患者さんに、その日一番に元気に挨拶してみる。
苦手な患者さんに元気に接することで、自分を奮い立たせ、それで1日をのり切ろうと言う戦略。
「◯◯さん、おはようございます!今日もがんばってね!」と患者さんを励ますうちに、なんだか自分も元気になるように思えるんです。
励ます側と励まされる側、どちらが生きやすい?
人間には大きく分けると、どちらかになると思うのですが、生きやすいのは励ます側にいる人でしょう。
人を励ましていることで、自分もついでに励ましている。つまり、励ます側になってしまえば、明るくいきられる。ナースの仕事の魅力は、ここにもあるのかもしれません。
こんな習慣、気をつけましょう
「だめだよ。ご飯はあったかいものを食べなくちゃ。」と患者さんに叱られたことがあります。
ついコンビニのパンやおにぎりで、お昼を済ませてしまうことが多く、患者さんにもどこか気乗りせずに接していたのかもしれません。
「そんな食事をしているから、余裕が余計無くなるんだよ」と。
時間が足り無い、というのは事実ですが、冷たいものや常温のものばかり、食べたり飲んだりしていて、心がカサカサになっていたのでしょう。
それが仕事の効率を下げ、さらにモヤモヤした気分の原因になっているのかも。
それとは逆に、家の温かい晩ごはんには、心が和むのではないでしょうか。
温かいものを食べてリフレッシュ
体に温かいものを取り入れることには、リラックス効果があります。コンビニのおにぎりでも、カップスープや温かいお茶を添えてみましょう。
簡単なもので良いのです。気分が落ち込み気味の時は、なおさら一手間を惜しまずに、温かいものを用意するようにします。
忙しさにイライラしていたり、時間に追われて、行き詰まっていた気持ちをリフレッシュ!
心の開放には、泣く機会をつくる
「理由はよくわからないんだけど、とにかくツライ」ツライ時は泣くのが一番の薬ですが…
泣きたくても泣けない人におすすめするのは、「意識的に泣く機会」を作ること。
お涙頂戴のDVDを借りてきたり、小説や漫画を読んだりして泣くのです。
つらい気持ちを我慢して、ストレスを貯めこんでいませんか。仕事仲間に心配や迷惑をかけないように、無理をしたり、本当の気持ちを隠して業務をこなしたり。
泣いた後は笑い飛ばそう!
そんな日々は働くものの宿命、ともいえますが、泣くことで心が開放されます。
自然に泣けないならば、泣くシチュエーションを作ってしまえば良い。
休みの前日なら、どんなに泣いて目が腫れても大丈夫!休み明けは気分爽快、さっそうと出勤ね♪
患者さんに、DVDや本で大泣きしたはなしをしたら、大笑いされて元気をもらえそうですよ。
一緒に大笑いしちゃいましょう。
まとめ
It’s Tough Being a Man「男はつらいよ」
ナースの仕事はツライもの。だからタフなんです。なんだか理由はわからないのだけれど、病棟の仕事がつらい…もう辞めたい…
そんな時も、患者さんから元気を頂いて、タフに仕事をこなせます!
画像出典: オランジーナ公式HP
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