今週のお題「紅葉」
晩秋の軽井沢そぞろ歩き、どんよりしたお天気で紅葉の鮮やかさにはフイルターが。でも、それはそれで違った趣ある風景を楽しめました。たくさん撮ったので誌上写真展(笑)開きます。今回は旧駅舎や旧軽の歴史ある建物などをご紹介。
晩秋の軽井沢、紅葉と歴史散歩
あいにくの曇り空でしたが、晩秋の軽井沢はまだまだ紅葉の季節。一味違った佇まいを堪能してきましたよ。
のんびり軽井沢歴史散歩と 美味しいランチ、温泉でまったりゆったり、日常から離れ至福の2日間の思い出に。
写真多いです!
軽井沢駅としなの鉄道軽井沢駅
大宮から軽井沢まで、北陸新幹線「はくたか」なら1駅、約36分!「あさま」では3駅~5駅、約1時間です。1人だと少し長く感じることもありますが、連れがいればあっという間。
車内販売のカート、気になる商品がたくさん入っていましたが見るだけでごめんなさい。イケメンの売り子さんでした。
軽井沢駅改札前では、クリスマスツリーがお出迎えです。
2Fデッキから茜屋珈琲店方面 北口ロータリーの噴水と紅葉
駅前交番では幼稚園児の交通安全教室(?)が開かれていました。
しなの鉄道軽井沢駅~(旧)軽井沢駅舎記念館
新幹線の開業時に取り壊された旧駅舎がしなの鉄道の軽井沢駅舎として復活しました。旧駅舎口開業1周年記念入場券など記念品も発売しています。
しなの鉄道軽井沢駅(旧駅舎)
改札
切符売り場、構内案内図、記念入場券
しなの鉄道駅舎1Fには待合室、カフェも併設されています。
旧駅舎記念館
ろくもんラウンジ
明治43年に改築された駅舎に設けられた待合用の貴賓室です。
カーテンボックス(5箇所全部)、木製建具(出入り口の大扉、北側の上げ下げ窓)、天井(中央部の一部)にそのままの部材を補修し再利用しながら他の新規の部材(枠材など)も型取りして、できるだけ忠実に往時の状態に再現。しなの鉄道軽井沢駅発行 ろくもんラウンジ見学券より
大扉、yporciniさんのこちらの記事の最後で紹介されているものと、仕組みはおなじかな?と思いました。
草軽電鉄電気機関車
足の確保にレンタカーを予約していました。駅前にはJRの駅レンタカー、道路を挟んで向かい側にニッポンレンタカーがあります。
道路を渡った場所から電気機関車と旧駅舎 紅葉とJR 駅レンタカー、旧駅舎遠景
雲場池~旧軽井沢歴史散歩
六本辻を通り、雲場池から旧軽井沢へ。紅葉の季節には少し遅いのと平日、曇天、と三拍子揃ったのがかえって良かったのか、旧軽井沢本来の佇まいを味わえた気がします。
軽井沢会テニスクラブ、軽井沢ユニオンチャーチ、室生犀星記念館、旧軽井沢ハウス(涼の音というカフェになっています)を歴史散歩。
六本辻から雲場池
観光地として有名な雲場池、あいにくのお天気と少し時期が遅いので水面に映る紅葉を楽しむことはできませんでしたが、観光客も少なく落ち着いて晩秋を味わえました。
シーズン中は大型バスが何台もやってきて、さながら「異国」の繁華街にいるような賑わい!
雲場池は地元では「おみずばた」「スワンレイク」とも呼ばれています。
こちら個人の住居なのですが…写真撮影などのため、右側の石造りを登って敷地に侵入する輩が少なくないのだとか。立入禁止の立て札が建てられたこともあったそうです。
近年観光地では私有地への立ち入りや草花の持ち去りなど、大きな問題に。観光誘致も良いですが、迷惑行為対策もしっかり考えてほしいものです。
雲場池から六本辻へ向かう道は、車もほとんどすれ違わず、本来の佇まいを見られたような気がします。
六本木辻は「ラウンドアバウト」という信号機のない交差点を採用しています。
六本辻 ラウンドアバウト
信号のない丸い形を下交差点のこと。停止線で一時停止し左折して時計回りで進入。(環道は時計回りの一方通行)
出典:軽井沢町公式ホームページ
軽井沢会テニスコートとユニオンチャーチ
旧軽銀座から中に入った通り、軽井沢会テニスコート近くの駐車場に車をとめ、しばし歴史散歩です。
駐車場前の公設トイレ
軽井沢ユニオン・チャーチ
天井の十字架はしらかば。壁に隙間があったり、床がきしんだりとかなり年季がはいっていますが、300名収容できるという広さ、歴史を感じる荘厳な空気にしばし無の境地に。
教会の窓ガラスはたいていステンドグラスですが、ここは普通のガラス。
奥にある祈りの部屋。
軽井沢ユニオンチャーチは、明治30年に創設された、宗派を超えた教会です。礼拝や宣教師たちの集会の他にも、避暑客や別荘族の団らんなどにも利用されていました。
著名な建築家ウイリアム・ボーリスの設計で改築されています。
軽井沢会テニスコート
現天皇が美智子皇后とテニスをされた、あのテニスコートです。確か今年もテニスを楽しまれたような記憶が。
室生犀星記念館とカフェ涼の音
テニスコートの入り口を過ぎ裏道をしばし歩いていくと、燃えるような紅葉が目に付き思わずパチリ。
その先の曲がり角には室生犀星記念館への道標があるのですが…
残念ながら字が剥がれていてなんと書いてあるのかわかりません。目印は「涼の音」です。(室生犀星記念館の道標はこの左にあります)
場所を知っている人に連れて行ってもらったので迷わず行けましたが、地図を便りだったら無理かも。
室生犀星記念館
最初の道標を右に曲がるとこんな小道。途中でまた道標があり、今度はかろうじて読めます。
獣道のような小道を降りていくと、室生犀星記念館が見えてきました。普段は中を見学できるそうなのですが、現在は補修のため来年4月まで閉鎖中でした。
隣の空き地の紅葉が綺麗だったので
涼の音
現在はカフェ涼の音となってます。旧軽井沢ハウス(旧松方家別荘)、太平洋戦争末期にはスウェーデン公使館として使われていたそうです。
リスのためのくるみが庭においてありました
入り口とテラス席、銅板細工?のテープル
お昼前でしたので、コーヒーだけいただきましたが、とっても良い香りの美味しいコーヒーでした。ケーキも食べてみたかった。
まとめ~旧軽井沢駅舎、紅葉の旧軽井沢歴史散策
今回はランチの前までなのですが、よくもまあこんなに写真を撮ったなあ、と。
曇り空、晩秋の軽井沢紅葉散歩、まだまだ続きます。次回は感激のランチをご紹介。
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