4月20日付ダイヤモンド・オンライン、に被災されたかたの生活再建に非常に役立つ記事が載っていましたので、シェアします。「熊本地震の被災者とご家族へ、今知っておきたい「身近なお金」のこと」です。
手続きや申請をしなかったばっかりに、もらえるはずのお金やサポートが受け取れない、という事態を避けるために一読をおすすめします。
今後に影響する3つのお金のことと手続き
当該記事では、被災者、その家族が知っておきたい3つのお金のことについて、解説されています。
「今はとてもそんなことを考える余裕なんかない!」確かにそうだと思いますが、非常に重要であり、いざ生活を再建しようとなった時に、大きな壁が立ちはだからないためにも、今、知っておいて欲しい。
さっと概要を知ることができるように、3つの項目と簡単な紹介だけまとめました。詳細はダイヤモンド・オンラインの下記の記事で確認してください。
※以下の内容は、上記記事から筆者がトピックをひと目でわかるように、本の一部の紹介です。
今知っておきたい3つのこと
- 「現金引き出し」
- 「住宅ローン返済」
- 「り災証明書」
の3点です。
それぞれ、ごく簡単に説明します。
現金引き出し
災害時には、通帳・キャッシュカードが無くても、本人であることを確認したうえで、1万~20万円の引き出しに応じる体制を銀行は取っています。
住宅ローン
住宅ローンの引き落としができない場合でも、後日被災者であることを申し出ることで、延滞扱いになりません。市町村が発行する「り災証明書」を申請して入手しておきます。
り災証明書
自宅や事業所がどの程度の被害に遭ったのかを段階的に表す「り災証明書」は、国の支援制度や住宅ローンの延滞取り消し、民間保険の請求手続きなど様々な 場面で必要となる大事な書類です。避難生活が少し落ち着いてからでいいので、必ず申請して入手するもの、と覚えておきましょう。
被災した家屋の写真を撮っておくこと。「とりあえず、住めるように」と片付けたり、自分で修復してしまうと、被害に遭ったという証拠が消えてしまいます。
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まとめ~被災時に知っておきたいお金の話
大雨で新たな避難指示が出た熊本地震の被災地では、避難所から避難したところすでに避難者で一杯で、さらに他の避難所へ向かうということも有りました。
行方不明者の捜索も中断しています。停電はほぼ復旧したそうですが、断水、ガスの供給が止まったままだそうです。災害関連死の疑いがある死者は21日、10人と発表されています。
今は生活の再建まで考える余裕はないとは思いますが、お金のことは大事です。今行動して欲しいのは3つのこと
。行政がり災証明書のことを説明したり、銀行が預貯金の引き出し、住宅ローンがある場合の被災者の申し出について、それぞれ広報活動やサポートを行って欲しいと思います。
被災地のお天気が回復し、少しでも避難生活が楽になりますように。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。
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