7年の映画断ち終了、劇団☆新感線最新作を客席が回るステージアラウンド東亰で観てきました。主演の天海祐希さん、やっぱりキレイだなあ。別格です。劇団☆新感線は期待を絶対うらぎりませんしね。
劇団☆新感線「髑髏城の7人」古田新太と天海祐希観てきました!
観劇にあまり興味がないかたにこそ、是非お伝えしたい劇団☆新感線の魅力、現在公演中の『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』情報、手軽に劇団☆新感線のオシバイを楽しめるゲキ✕シネについてなどお伝えします。
劇団☆新感線に限らず、公演チケットは発売と同時に売り切れることが多く、希望の公演チケットを手に入れるのは運任せ(笑)
どうしても観たい場合は大丈夫!熱意とスケジュールが合えば売り切れ状態からでも手に入れることは可能です。その方法もお伝えしますね。
右側がステージアラウンド東亰の入り口
劇団☆新感線とは?
ずばり、面白い!!!極上のエンターテイメントを提供してくれる劇団です。
個性派揃いの役者陣、斬新なアイディア、圧倒的な迫力、派手な演出、計算された演技などなど一度公演をご覧になったら、ハマること間違いなし!
劇団☆新感線を知らない方でも、TVで活躍されている古田新太さんはご存知かと思います。古田さんは劇団☆新感線の看板俳優なんですよ。劇団員には橋本じゅんさん、高田聖子さん、粟根まことさんなど実力のある個性派の役者さんが揃っています。
また、今回の天海祐希さんを始め、市川染五郎さん(現松本幸四郎)、内野聖陽さん、北大路欣也さん、堺雅人さん、小栗旬さん、上川隆也さん、中川晃教さん、松たか子さんなどなど豪華な客演陣が毎回参加されるのも魅力の一つです。
そうそう、劇団☆新感線で忘れてならないのがゲキ✕シネ!何度か客演されていらっしゃる市川染五郎さん(7代目市川染五郎、現十代目松本幸四郎)が
映画じゃないし 舞台とも違うし 舞台中継でもないし。
作品の良さや芝居のライブ感を
十二分に感じることのできる奇跡がそこにあります。
とコメントされています。GEKI CINE公式サイトより
ゲキ✕シネとは?
ズバリ、こちらの動画をどうぞ!
GEKI CINE公式サイトより
演劇の感動を映画館で体感! 劇団☆新感線の全15作品が毎月1回、全国の映画館で上映されています。ゲキ✕シネは、単に公演を録画して上映するものではなく、映画館での上映を前提に構成された作品です。
公演チケットは高額ですが、ゲキ✕シネは映画の鑑賞料金で観られますので通常料金なら1800円、シニア料金1000円ととってもお得。機会がありましたら是非一度鑑賞してみてください!
『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』
客席が回る!劇場というよりエンターテイメント施設、IHIステージアラウンド東亰のこけら落としとして開幕し、1年3ヶ月にわたり“花・鳥・風・月・極”の5シーズンに分けて上演されている『髑髏城の七人』の最終シリーズです。
オシバイの中身は言わぬが花、でしょう。客席が回転することを見事に演出にいかし、劇団☆新感線お約束の笑いあり、派手なアクション、豪華絢爛な衣装などなど。高額なチケットですが、絶対損はありません。
この公演ではライブビューイング(公演の模様を同時進行で映像で鑑賞できます)が4月12日に行われ、5月31日の千秋楽でも開催が決定、チケットが発売中です。こちらは全国約84館で上映予定、料金は4,500円です。
地方の方や、劇場チケットが取れなかった方、ちょっと料金が高くてと言った方にも手軽に鑑賞できるチャンス!上映劇場はオフィシャルサイトより確認できますので是非。
回る舞台、ではなく客席!
事前に「客席が回る」という予備知識を持っていましたが、場面によって回り方やスピードが異なり、また舞台上のスクリーンに投影される映像自体が回っている(多分)こともあり回転系に弱い方はちょっと注意したほうが良いかもしれません。
座席は中央やや前でしたので円の中心に近かったので良かったのですが、端の方や前方、後方の席だとより回り方が強いのではと思います。
演出のいのうえさんがこの回る客席を演出するのに、「シーズンが進むごとに回せ方がわかってきた」というようなコメントをされていました。今回は5作品目、最初の花と比べてどのように進化したのか、いつか確かめられるといいな、と思います。
IHIステージアラウンド東亰
周囲を取り囲む360度全てに展開されるステージ、その中心に巨大な円形の観客席を配置。
巨大なお盆に乗った観客席、それ自身が回転しながら、舞台、映像、音楽、照明、全てが画期的な方法で融合することで、
これまでにない感覚を体験させてくれるアジア初の没入型エンターテインメント施設です。
今まで誰も観たことも体験したこともないダイナミックな舞台、
これまでの常識すべてを覆すステージアラウンド劇場が日本のエンターテインメント界に革命を起こします!出典:TBS
劇場限定メニューの一つ、木村屋のあんぱん
中に求肥が入っていますが、ウリは表面の刻印。写真ではよくわからないのですが、円の中に360の文字が入っているんですよ。美味しいですが、高い!記念に保存しておけるものではありませんしね(笑)
ロビーも狭いです。2回はトイレになっていますが、休憩時間には1Fの通路まで長蛇の列、最後の方の方は後半の開始に間に合わなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なんと言っても座席が回っている間は入場できませんから!そうそう、座席での飲食は不可です。
『髑髏城の七人』シーズンごとの主な客演陣
花:小栗旬さん、山本耕史さん他
鳥:阿部サダヲさん、早乙女太一さん、森山未來さん、松雪泰子さん他
風:松山ケンイチさん、田中麗奈さん、成瀬勝久さん、向井理さん他
月:福士蒼汰さん、早乙女太一さん、三浦翔平さん他
宮野真守さん、鈴木拡樹さん、木村了さん他(Wキャスト)
極:天海祐希さん、福士誠治さん、竜星涼さん、清水くるみさん、三宅弘城さん他
そうそうたるメンバーです。
チケットの手に入れ方~満席でも諦めない!
チケットはローソンチケット、イープラス、チケットぴあ等各プレイガイドで発売中ですが、すでに全公演満席でした。
※チケット情報はTBSホームページ内の/stagearound/shuratenma/ticket/#tk-ticketへ
ミュージカルや劇などのチケットは、大抵の場合予約段階でも希望の日時のチケットを手に入れるのは難しいのが現状です。ましてすでに発売されている場合は売り切れ状態であることがほとんど。
そうなると、劇場窓口で当日券を手に入れるしかありません。
修羅天魔の場合、
- 前日14時からWEB販売(先着順、1人2枚まで)
- 当日開演1時間前に集合した人の中から抽選する窓口販売(1人1枚限り)
があります。よほど運が悪くなければここでチケットを手に入れられると思います。
その他に、チケット販売ページをこまめにチェックしていると、日にちが迫ってくるとちょこちょこ空席が出るようになります。
売り切れチケットの復活
チケットぴあなどでは「復活」と言って、一旦売り切れになっても引き換え期間に発券されなかった場合、翌日にまた発売されます。希望の公演日チケットの引き換え終了日を確認し、その翌日に販売ページを確認してみましょう。
何らかの事情でキャンセルされ、希望の日に空席が出ることもあるので諦めずに販売ページをチェック。今回は1週間前に都合がつく日に空席がでたのですぐに申込み、手に入れました。(ローソンチケットサイトで購入、ローソン店頭で発券)
※一緒に来る人が都合が悪くなった、などでチケットが余ってしまい当日窓口付近で買ってくれる人を探している人がいる場合もあります。が、営利目的で手に入れたチケットを高額で売りつける輩が出没していることもあるので、当日券の購入は窓口からにしましょう。
公演を手頃な料金で
演劇やミュージカルなどのチケットは高額です。今回の修羅天魔はS席13,000円、サイド席12,500のみ!東亰宝塚劇場なら一番安いB席が3,500円(舞台は遥か遠く(笑))
近年オペラなどではライブビューイング、といって公演の模様を上映することもあります。その場合料金は抑えられ、また劇場に足を運べない地方の方でも見ることができます。
修羅天魔も4月12日(終了)、5月31日の千秋楽に開催、4,500円で見ることができます。その他劇団☆新感線の作品は「ゲキ✕シネ」として映画館で上映されています。
私が初めて劇団☆新感線のに出合ったのは、『SHIROH』でした。髑髏城シリーズとはまた違った魅力があります。その後実際に劇場に脚を運んだ公演、ゲキ✕シネで鑑賞した作品は
『SHIROH』(中川晃教・上川隆也)
『メタル マクベス』(内野聖陽、松たか子、森山未來)
『朧の森に棲む鬼』(市川染五郎)
『五右衛門ロック』(北大路欣也)
『蛮幽鬼』(上川隆也、堺雅人)
『薔薇とサムライ』(天海祐希 神田沙也加)
『髑髏城の七人』(小栗旬 森山未來 早乙女太一 小池栄子)
です。最後に見た作品から約7年ぶりに今回の修羅天魔を鑑賞しました。
今回のルート
有楽町~銀座1丁目~豊洲~市場前~ステージアラウンド~市場前~新橋
開演が18時、終了21時45分、駅周辺にはなんにもない!ということでまずは何か食べていこうということになりました。
後ろは有楽町駅です
有楽町、銀座インズの先日たけちゃんさんがご紹介されていたお店で待ち合わせです。その前にこちら、なんと南町奉行所の跡地が駅前にありました!
ここはかなり前から何度も何度も通っているのですが、今の今までその存在を知らなかった!でちょっと寄り道してぱちり。
こちらで待ち合わせ。
牛タン定食、牛カツセットを2人で注文しましたが、まだお腹に入るということでビーフシチューセット、ご飯抜きも完食!ご飯はお変わりできますが、ガッツリ食べたいときや男性にはちょっと物足りないかも。
会場へは銀座1丁目駅から有楽町線に乗り、豊洲駅乗り換えゆりかもめ市場駅でおります。銀座1丁目駅へ向かう途中石川県、沖縄県のアンテナショップがありました。
沖縄県のアンテナショップ
有楽町線豊洲駅からゆりかもめ豊洲駅までは結構距離と階段がありましたね。市場駅までは2駅、あっという間につきます。
駅を降りるとかの「豊洲市場」(青果)がゴースト(笑)のように建っていました。
反対側にIHIステージアラウンド東亰が空き地の奥に見えます。本当になあんにもない!
ちょっと語りたいひとりごと
思うところがあり映画断ちをしてから7年近く経ちました。それまで週イチで新作映画を公開日もしくは直後に見続け、年間50本以上の映画の感想をあるフォーラム(すでに閉鎖されています)に投稿していたのを止めたわけです。
同じく劇団四季、宝塚、劇団☆新感線などのミュージカル、劇などもすべて経ちました。
が、今に至っても願いは叶わず。そろそろ向かう方向を修正すべき時期と決断したことで、何か呪縛から解き放されたような気もします。
カラオケバトルで元宝塚やミュージカル女優さんの熱唱を聴き、また見に行きたいなあ、と言う思いを強く感じていたこともあります。
その第一歩として選んだのが劇団☆新感線の「髑髏城の七人・極」。非日常の世界、やっぱりいいなあ。(高額なチケット代や、希望の公演チケットをゲットするのにハードルが高いのが難点ですが…)
努力は報われる?重要なのは本気度
劇団☆新感線の魅力は体感してみないとわからない!でも、一度知ったらあなたはもうとりこ。まずは手軽なゲキ✕シネで作品を鑑賞して欲しい。
ドクロの次はメタルマクベス!
努力は必ず報われる。はずです。思うようにいかないときには、どんな努力をしたのか、どこまで本気で取り組んだのか等を振り返り、目標達成まで続けるか新たな道を探すのかの判断をすることも必要でしょう。
さて、私の場合は…
一つの区切りとしての映画断ち終了の決断。過ぎ去った時間は取り戻せないし、失ったものもある。実も結べませんでしたが、得たものもありました。この7年が無駄ではなかったことを信じて未来へ。
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