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ナースほど誇れる仕事はありません

ナースダイアリー・超忙しい看護師のひとりごと

もう結婚できない、将来が不安…予期不安の看護師に付ける薬

nurse nurse-悩み

根が真面目な看護師は結婚できない不安や、まだ起きていないことをあれこれ想像して、落ち込んだり、将来に絶望したり。暗い未来ばかりが浮かんでしまう、予期不安の看護師に付ける薬はありませんが、安心してください。対処方法をお伝えします。

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結婚できない不安

看護師は女性が一生働ける仕事とも言われますが、職業柄、結婚にむけた出会いの機会が限られがちです。このまま結婚できなかったらどうしようと思いつつ、いつの間にか30の声を聞き、もう結婚なんてできない。一生独身かもと思うと、将来が不安で不安で仕方が無い状態になってしまう。

一人では、病気になったら、働けなくなったら、親の介護は、といわゆるとりこし苦労で胸が潰れそうになります。このような状態を、心理学では予期不安と呼ぶことがあります。

 

不安なときは、暗い未来ばかりが浮かぶ

彼氏もできず、「このままもう出会いなんてないんじゃないか」と結婚できない不安から、

 

将来孤独になったらどうしよう

仕事がなくなったらどうしよう

病気になっても助けてくれる人もいない…

 

など暗い未来ばかりが浮かんでしまう。

予期不安の厄介なところは、不安に思っていることが本当に起きたときの恐怖より、遥かに大きいと考えられていることです。

予期不安に陥りやすい原因は…

看護師は、根がまじめで責任感が強い人が多い傾向にあり、物事をきっちり収めようとし勝ち。自分に厳しすぎる人も悪いことばかりが浮かんでしまいます。

起きてもいないことをあれこれ心配する予期不安の最大の原因は、

自分で自分に厳しすぎる

ということです。

「今は彼氏もいないし出会いもないけれど、これから燃えるような恋ができる可能性があるんだわ」

「結婚していても、愛の無い夫と一緒にいなければいない友だちは、不自由でかわいそう」

などと思えれば、楽ですよね。でも、心配症の方はとてもそのような思考はできません。

 

心配したってしかたないでしょ。なるようになるのよ

 

そんなこと思っていたらダメだって!

この先何が起こるかわからないんだから、ちゃんと考えないと

 

自分自身に対してとことん厳しいのです。

現実はそんなに暗くない

万が一結婚ができないで年を重ねたとしても、実際には彼氏ができたり、友だちもたくさんできて、趣味も楽しみ、仕事も忙しくて時間がいくらあっても足りない!という生活になり、「あの不安は何だったんだろう」、と笑い飛ばせるようになることも少なくありません。

現に50を過ぎてパートナー(それも随分若い!)に巡りあい、充実した毎日を送っている女性もいます。(先日、某TV番組で52歳の元看護師さんが、一回り近く離れた年下の男性と結婚され、ラブラブな生活を送っていることを暴露していましたよ)

いつでも最悪な結果を想定し、それを避けるために最大限の努力をしなければいけない、と思いこんでいるため、将来が不安なのです。

確かに看護師は結婚に向けた出会いの機会は少ないでしょう。しかし、現実は思いがけない出会いもあります。最悪な結果になることばかり考えていては、泥沼にはまり込むだけ。

 

ポジティブ思考が一番の薬

「想定しているより良いことが起きるかも」と言うポジティブな思考なんてとんでもない、と自分の気持ちを制限せず、最悪な結果ではなく、ラッキーな事を考えても良いのです。

真面目さは素晴らしいことで、それを手放す必要はありません。でも、たまにはラッキーなことも考えてみましょう。良いことを考えてもバチは当たりません。

考えたラッキーなことが起こる可能性は少ないでしょう。しかし、予期不安で取り越し苦労はしなくても大丈夫、最悪なことばかりが起きるわけではない。

現実はほとんど「最高」と「最悪」の中間ぐらいだと考えられます。だとしたら、心のエネルギーを消耗する、結婚できない、孤独で寂しい、お金に苦労する等最悪な状態を、最初から考える必要はありません。

予期不安の薬~紙に書く

まず、今不安に思っていることと、正反対の事を考えてみます。最初は「反対のことなんて、考えられない」と思うかもしれません。なんでも良いのです。

結婚できないと不安なら「私の事を理解してくれる素敵な人と結婚」「仕事で認められて、希望のキャリアに」などなど。「宝くじにあたってタワマンを購入」等夢物語だってよいのです。

渋々書き始めても、書くために想像することがだんだんおもしろくなり、表情も明るくなってくるのに驚くのではないでしょうか。5歳位若返って見えてくる人もいるほどです。

もし悪いことが起きた場合は、精神科や心療内科などの専門医に相談すれば良いし、今は様々なトラブル解決のためのNOPなども充実しています。大抵のことは「起きたら対処を考える」で十分間に合います。

良いことを空想する

看護師はただでさえ、忙しいです。限られた時間とエネルギーを「結婚できない」「老後が孤独」などの予期不安ですり減らさず、不安で辛くなってきたら、「反対の良いことが起きるとどうなるかな」と自分に囁いてみましょう。紙に書いてきたことが、自然と頭のなかで浮かぶようになっていれば大丈夫。

ポジティブな事を考えたり、夢を見たりするのは悪いことでも不謹慎なことでもありません。

 

まとめ

起きてもいないことへの不安で辛い時は、勇気を出して自分への厳しさを緩めましょう。看護師は出会いが少ないから、もう結婚できない、という不安には、ステキな出会いがあり結婚する!など、起こるかもしれない悪いことと、正反対の空想をすることです。

その練習として、不安なことと正反対のことを紙に書く、ということは看護師に限らずどなたであっても、予期不安の薬になるでしょう。

「ナースのひとりごと」~今日も1ページ