絢爛豪華な和洋対決(笑)、ムーランルージュと新・水滸伝。忘れたころの更新に、観劇の感想備忘録的記事が増えてしまっています。ミュージカルや歌舞伎に興味のある方、お読みいただけると嬉しいです。
ムーランルージュ・ザ・ミュージカル
帝国劇場がパリ、ムーランルージュに変身!
劇場前についた瞬間妖艶なルージュ(赤)に引き込まれていきます。
ロビーもルージュのきらめき。いつもの帝劇の雰囲気ではありません。ナイトクラブ、ムーランルージュにようこそ。
柱にはメインキャスト、望海風斗さん、平原綾香さん、井上芳雄さん、甲斐翔馬さんがそびえたつ(笑)!
井上さん、ごめんなさい🙇撮り忘れました。
場内の撮影も開演前、終演後はOKであちらでもこちらでも撮影会。
ミュージックも流れているので、動画でも楽しめます。
貸し切り公演は楽し
今日はe+貸し切り公演でサティは平原綾香さん、クリスチャンは甲斐翔馬さん。
貸し切り公演ではカーテンコールの後、キャストさんのトークも楽しみです。
今回は平原綾香さんが饒舌(笑)にキャストさんたちをいじったり、なかなかの采配ぶりを見せてくれました。
座席は2階A席のセンターでした。全体は見渡せても、キャストさんの表情はオペラグラス越しになってしまいました。
さらに残念なのは前席の男性の頭が…
舞台右側がほとんど見えなかった(´;ω;`)ウゥゥ
座席指定で取れるチケットはほぼないので、こればっかりは「運」ですね。
(人気のある公演は座席選択する余裕がないか、そもそも席種しか指定できません)
現在狙っているチケット2公演、どちらもすでに2度抽選に外れ、先着申し込みは受付開始後1分で完売となり取れませんでした。
今後の発売ごとに争奪戦リベンジです。
開演前グッズ売り場はすいていたので、欲しかったキーホルダーもすんなりゲット。
ちょっと重くて邪魔と言えば邪魔ですが、バッグの中でも存在感があるので見つけやすいし持っているだけで浮かれ気分。
ちなみにキンキーブーツで購入した赤いブーツのキーホルダーは、お財布についております。
余談ですが、入り口前の立て看板、不届き物がいてスケボーの跡が酷かったとか。
(イエローのスカートをはいたお姉さんの前にある、黒い看板が現場です)
スタッフさんが都度修理してきれいにしてくださっていたそうです。
私が観劇したときは傷跡は無く、そういう輩に対して何らかの措置があったのでしょう。
肝心の公演、ゴージャスな舞台装置にきらびやかな出演者たち、次々と繰り出すショー。
名物のフレンチカンカンも健在、切ないラブストーリーと強烈なインパクト。
しばしパリ、モンマルトルのナイトクラブの一夜を体感させてくれました。
舞台の様子は公式SNSでたくさん見られますし、観劇の様子もファンの方がアップされています。
公式HPでも詳細を見られますので是非。
そうそう、来年夏の再演がすでに決定したそうですので、今回みのがされたかたは来年のチケット争奪戦に臨まれてください(笑)。
8月納涼歌舞伎 新・水滸伝
歌舞伎座新開場十周年の年だそうです。早いものですね。
5月の(あの)「不死鳥よ波濤を超えて」、7月「刀剣乱舞」に続き歌舞伎3作目は澤瀉屋の「新・水滸伝」。
主役を務める中村隼人、中村壱太郎、市川團子など若手、松本幸四郎、市川中車などなどが演じる15名の荒くれ物が大集合して活躍します。
こちらの舞台は幕開け早々きらびやかな出演者が登場、絢爛豪華な世界にいざないます。
刀剣乱舞の尾上松也さんもイケメンでドキっ!でしたが、中村隼人さんもドッキドキのイケメン。
「不死鳥よ波濤を超えて」でも存在感大の活躍が記憶に残っています。新・水滸伝ではさらにオーラが増しているように思えました。
隼人さん、NHK BSで放送された「大富豪同心」でののらりくらり、ひょうひょうとした姿とはえらい違い(笑)でして、これからさらにどんな風に化けるのか、とても楽しみな役者さんだと思います。
8月納涼歌舞伎の筋書、舞台写真も豊富で大変興味深い内容でした。これで1300円とは驚き!
舞台のプログラムだとここまで詳しくないし、値段も高い。
新・水滸伝
中国四大奇書の1つに数えられる長編小説「水滸伝」を三代目市川猿之助(現:市川猿翁)が歌舞伎化したもので、2008年に初演されて以来、繰り返し上演されてきた。
(ステージナタリーより)
8月納涼歌舞伎、第三部の「新・水滸伝」、初の歌舞伎座公演は27日に千秋楽を迎えており、9月3日より京都南座で開幕。
新開場十周年を記念し、2023年7月より掲飾されている新緞帳「富貴花競苑図」中島千波画伯作
歌舞伎座新緞帳のための書き下ろし作品。満開の花とつぼみには伝統芸能の永続、安寧への願いが込められている。(歌舞伎座公式HPより)
歌舞伎、というとわかりにくい、とっつきにくいと敬遠しがちかもですが。
いわゆるスーパー歌舞伎、新作歌舞伎では「イヤホンガイド」*がなくてもストーリーはわかりやすいと思いますよ。
ステージナタリーと言うサイトでは、演目や出演者の詳しい解説記事もありますのでそこで予習してもいいと思います。
こちらは出演者15名の紛争姿とそのポイントを紹介した記事。
「新・水滸伝」中村隼人ら15名の“荒くれ者”が大集合! 8月は歌舞伎座で会いましょう
ステージナタリー7月31日
姫虎/市川笑三郎さん、王英/市川猿弥さんはVIVANTにも出演中。
*イヤホンガイド:舞台の進行に合わせ、出演者紹介、あらすじ、衣装、道具、音楽、時代背景、歌舞伎独特の約束事などをタイミングよく解説する音声ガイド。有料
歌舞伎座は観光名所
はとバスの東京巡りツアーのコースにもなっている歌舞伎座。
その独特の外観も一見の価値ありですが、地下鉄から直結する地下2階の賑わいにもびっくり。
歌舞伎座、初めて来たのですがなめていました。すみません。
ここの中をじっくり見て回るだけでも面白そうです。海外からの観光客と思われる外国人もたくさん見かけました。
想定外のにぎやかさに、次はもっと早く来ようと思いつつ、まずは夜食のお弁当を購入。
中村隼人さん監修の「新・水滸伝弁当」をチョイスです。お高いお弁当でしたがとても美味しかった。
1Fのお土産どころも混雑していてじっくり眺められませんでしたが、気になる本を発見。
あの「銀英伝(銀河英雄伝説)」作者田中芳樹さんが原典を再構成した、新・水滸後伝です。
歌舞伎座土産もじっくり選んでみたかったなあ。
終演後地下2階に降りると…
あらま、あんなににぎわっていたお店が見事に消えていた!
毎日出店の準備をしているのですねえ。
そうそう、小道を挟んだ向かいに文明堂がありました。
軽食もあり、なんといっても「焼き立て“三笠”パンケーキ」が美味しそう! 次回チャレンジ決まりです。
今回は「カステラ一番電話は二番、三時のおやつは文明堂」♬のおやつカステラを購入。
観劇ロスからの脱却
今年は観劇ロス(勝手に命名)をとりもどそうと、月に2から3公演観て来ました。
熾烈なチケット争奪戦を勝ち抜いた公演、すんなりゲットできた公演、販売開始1分で完売し取れなかった公演、と様々です。
コロナで中止となった公演の再演が取れたものも。
来年はどうなるかわからない、見られるときにみておこう!と思っているのですが、さすがにそうそうでかけるわけにもいかず、お高いチケット代のこともあるし、見送った公演もあります。
是非劇場にGO!
シネマ歌舞伎、ゲキ×シネなど、舞台を撮影して映画館で上映する作品や、ライブビューイング上映などもあります。
こちらはチケット代も手ごろですし、ぜひお試しいただきたい。
でも、なんといっても劇場での臨場感はたまりません。
推しがいるならなおさらのこと、一度味わってほしいなあ。
Anのひとりごと~観劇、一気公開の2ページ分