日本初演のブロードウェイミュージカル、カムフロムアウェイ。2001年9月11日、アメリカ領空の閉鎖で目的地を失い、カナダの小さな町に降り立った38機と乗客・乗員たちと町の人たちが過ごした5日間。実話を基にした感動の舞台でした。
カムフロムアウェイ-日生劇場
途中休憩なし、ノンストップで進行する140分はただただ濃かった。
100人を演じる12人のキャストさん、机といすだけで次々とシーンを変化させる演出。
派手さはありませんが、驚くほど豪華なキャスト陣からあふれる熱量は半端ない。
魂を揺り動かす楽曲、歌声には思わずこみあげてくるものが。
9月11日テレビから流れた画像は、現実とは思えず信じ難いものでした。
あの時、NY から離れた小さな町で起こっていた希望の物語を、今まで知らなかった。
一人でも多くの人に見て欲しい感動のミュージカルです。
東京公演3月29日まで
4月以降、大阪、愛知、福岡、熊本、群馬ツアー
当日券あり(劇場窓口)
残席がある場合はホリプロステージでも販売
劇場に当時の状況を解説したパネルがありました。ざっくりと5日間の物語がわかります。
ざっくりストーリーを
同時多発テロでアメリカの領空が閉鎖され、行き場をなくした38機の飛行機がカナダ東部のニューファンドランド島、ガンダー国際空港に降り立ちました。
人種も国も宗教も様々な7000人の乗員・乗客と1万人の町の人たちが、どんな5日間を過ごしたのか。
尋常ではない状況のなか起きる不審、偏見、差別など、また一方で生まれる信頼、愛、友情など。
そして出発の日が来た時、人々はどうしたか。
あの時生まれた希望の光は、人々を再びガンダーへと導いた。
5日間の物語を圧倒的な熱量、魂を震わす歌声で届けてくれます。
Anのひとりごと~希望の1ページ