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ナースほど誇れる仕事はありません

ナースダイアリー・超忙しい看護師のひとりごと

お腹の脂肪を減らす?と話題~葛の花イソフラボンサプリを買ってみた

おなかの脂肪を減らすのを助けるサプリ、として人気急上昇中の「葛の花イソフラボン」商品によっては品切れ状態だとか。今回は、葛の花イソフラボンについてその働きや、サプリの比較などについてお伝えします。

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おなかの脂肪を減らすサプリって本当にある?

おなかの脂肪を減らすことをうたったサプリメントは非常に人気があり、様々な種類のサプリが販売されていますが、正直サプリだけで痩せられるというのはかなり厳しいです。

お腹の脂肪を減らすには、運動と食事の改善なくしては考えられません。基本的な対処をしたうえで、目的に合ったサプリを利用するのであれば、上手に使ってより結果にコミットすることも可能でしょう。

最近話題になっているのが、「おなかの脂肪を減らすのに役立つ」という機能性をうたう、葛の花由来イソフラボンを用いたサプリ。機能性表示食品として届けられたもので、科学的根拠を示しています。

葛の花イソフラボンとはどんなものなのか、特徴や期待できる効果について、また、よく見かける3つの商品をピックアップして比較してみました。

その中から購入したのがシボヘールです。さて、結果はいかに…

 

葛の花サプリ

葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の機能性は、「脂肪の分解、燃焼を助ける」と言うもの。買ってみたのは「シボヘール」。以下の比較をして、総合的に判断して購入を決めました。といっても、注文したのは夕べでして(^_^;)まだ商品は手元に届いていません。

飲み始めたら記録を取って、経過報告をしていきたい(希望)です。が、なんせ病気で処方された薬も、最後まで飲みきることが少ないし、サプリ類には今まで手をだしたことがないので、ちょっと心配ではあります。

研究結果で公開されているのは3ヶ月間の摂取なので、とりあえず3ヶ月間、なんとか継続したい。いや、します!

「葛の花由来イソフラボン」が、肝臓で脂肪の合成を抑制し、脂肪の分解・燃焼を促進する作用を持つことがわかりました。
出典:動物を用いた試験等の結果から考えられるメカニズム、
Kamiya et al., Evid Based Complement Alternat Med., 2012, 272710, 2012
Kamiya et al., Glob J Health Sci., 4, 147-155, 2012

どこが違う?3つの葛の花サプリを比較

  

 シボヘール葛の花イソフラボンスリムスリムフォー
通常価格 3218円(税込) 6480円(税込) 9800円(税抜)
初回限定価格 980円(税込)メール便) 1480円(税込) 980円(税抜) (56粒2週間分)
送料 無料(メール便) 2回目以降宅配便希望の場合 4500円以上無料 4500円未満の場合は500円+税 無料 500円(税抜) 8,400円(税込)以上の場合、送料は無料 10,000円(税込)以上の場合は送料+代金引換手数料が無料
2回目以降価格 2808円(税込) 5780円(税込) 5980円(税抜)
1袋の量 36g(300mgX120粒) 120粒 120粒 (初回56粒)
生産環境 GMP認定工場、HACCCPシステム対応工場 GMP認定工場  
支払い方法 ・コンビニ・郵便局(後払い)
・クレジットカード払い
・2回目以降代引きも可 (手数料無料)
・MP後払い(審査が通らなかった場合は代引)
・代金引換(ヤマト運輸)
・クレジットカード払い
手数料無料
・代金引換(ヤマト運輸)
・クレジットカード決済
・コンビニ決済(NP後払い)
消費税8% 代金引換での購入の場合は、代金引換手数料324円が必要
原材料名等 還元パラチノース、葛の花抽出物/セルロース、ショ糖脂肪酸エステル、二酸化ケイ素 機能性関与成分:葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)35mg
エネルギー 3kcal
脂質 0.04g
食塩相当量 0.001g
たんぱく質 0.05g
炭水化物 1g
還元パラチノース、葛の花抽出物、生姜粉末(黄金生姜)/セルロース、ビタミンC、二酸化ケイ素、ナイアシン、ステアリン酸カルシウム、ビタミンB6,B2,B1 機能性関与成分:葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)35mg 7種類のイソフラボン 3種類のサポニン
継続の縛り         なし
届け出番号、届け日 B56 
2016. 6. 1
A163 
2015.10.12
A294 
2016. 3.28

いずれも定期便で比較しています。単品購入の場合は価格や送料が異なってきますが、表示されている機能を実感するには3か月必要のようですので。なお、どの商品も定期便の回数の縛りなどはありません。

3か月利用するとして、単純に価格で比較するとシボヘールに軍配が上がります。

 初回2、3回目合計
シボヘール 980円 2808円X2=5616円 6596円
葛の花イソフラボン 1480円 5780円X2=11560円 13040円
スリムフォー 980円+78円 500円+40円(送料) (5980円+478円)X2=12916円 (500円+40円)X2=1080円 15594円

機能性関与成分はいずれも同じ「葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)35mg」ですが、「葛の花イソフラボンスリム」には生姜粉末やビタミン類なども配合されています。

スリムフォーに関しては、「7種類のイソフラボン、3種類のサポニン」としかわかりませんでした。

表示される機能性

葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。肥満気味な方、BMIが高めの方、お腹の脂肪が気になる方、ウエスト周囲径が気になる方に適した食品です。

出典:機能性の科学的根拠に関する点検表(PDF A163、A294、B56)消費者庁

葛の花イソフラボンが脂肪を分解、燃焼するメカニズムや実際のデータなどは以下の公式ページで確認できますので、ここでは簡単に触れておきます。

サプリメント選び

価格だけで決めると、原材料費が抑えられることになるので、粗悪品になる可能性もあります。かと言って高ければそれだけ良い材料を使っているか、と言えばそうとも言えない。

サプリメントは製造上添加物が必要ですが、中には99.9%が添加物の葉酸サプリ、などもあります。添加物が多く、しかもほしい成分は吸収されにくい、となったらお金を捨てているようなものですよね。

一般的な選び方

パッケージの裏を見てみましょう。

  • 原材料は何か
  • 含まれている栄養素・成分の配合量
  • 天然由来か、化学合成か
  • 添加物の種類
  • 添加物の量

これらの情報がないもの(特にネット販売)は避けたほうが無難です。

機能性が確認されている葛の花イソフラボン

 

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葛の花イソフラボンは、機能性が確認されているものですから、品質の点では問題はないでしょう。

シボヘールと他の2つの商品との価格の差は、その他の配合物があることからでしょうか。

ビタミンや生姜粉末などが配合されているのが、葛の花イソフラボンスリム、詳細は不明ですが、7種類のイソフラボンと3種類のサポニンが配合されているスリムフォー。

今回は葛の花イソフラボンの機能性を目的としていますので、一番価格の安いシボヘールを選びました。(ネーミングから小林製薬が脳裏に浮かんだ(笑))

製造工場も重要

サプリメントを選ぶ際の一つの目安となるのが製造工場の状況です。GMP(Good Manufacturing Practice()という医薬品レベルに応じた管理基準で製造している工場は3%ほどしかありません。

シボヘール、葛の花イソフラボンスリムはこれを満たしています。スリムフォーについては確認できなかったのでわかりません。

認定工場でなくても、しっかりと製造しているところはあるとは思いますが、厚生労働省でもGMPをサプリメント選びの目安にするように呼びかけています。

HACCP(世界保健機関、世界食料農業機関推奨)世界基準の衛生管理システムという基準もあります。

 

サプリでは痩せられない?

サプリの中には、確かに脂肪の分解、燃焼をサポートしてくれるものもあります。例えば以下のようなもの。

  • カテキン(お茶に多く含まれる)
  • カルニチン(赤みの肉に多く含まれる)
  • フコキサンチン(海藻に含まれる)
  • テクトリゲニン類(葛の花に含まれるポリフェノールの一種)

しかし、どんなに効果が期待できるサプリでも、ただ飲んだだけでゴロゴロしていては、成果はほとんど見はられないと言っても良いでしょう。

日常的に運動量を増やすことが必要で、ダイエットの主役は運動と食事の改善です。そこにプラスして、脂肪を減らすのをサポートしてくれるサプリなどを補助的に利用し、効果を高めることを目指します。

脂肪を減らす助けになる、と最近話題となっているのが、葛の花由来イソフラボンを配合したサプリです。複数の商品が販売されていますが、品切れ状態のものもあるのだとか。

テクトリゲニン類の働き

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葛の花由来イソフラボン配合のサプリの機能性は、ポリフェノールの一種であるテクトリゲニン類によるものです。テクトリゲニン類は

  • 肝臓で脂肪の合成を抑える
  • 脂肪細胞で脂肪酸を燃焼しやすい状態に分解する
  • 脂肪細胞の脂肪酸を燃焼させる

ことが臨床試験で確認されています。

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これらの働きにより、葛の花由来のイソフラボンには肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があります。

運動と食事の改善+サプリメント

摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、脂肪細胞の肥大化が起こり肥満となります。バランスの取れた適切なカロリーの食事を摂り、適度な運動を行っていれば肥満は予防で来ます。

しかしそれができないがために肥満が起こるわけで…何かの助けを借りたい!と○○ダイエット、やダイエットサプリなどに手を出すというのが現状でしょう。

補助的に利用する分には、害のないもので有れば大いに結構ですが、その場合は食事の改善、適度な運動は必須です。

食事の改善と一概に言っても、様々な理由で理想的な食生活が難しい場合、効率的に栄養バランスを整えるのが本来のサプリメントの役割でしょう。

 

葛の花イソフラボンとは

マメ科クズ属の乾燥花の熱水抽出物中は葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)(PFIF)、つまり、配糖体型イソフラボンTectorid、Tectorigenin-7-O-xylosylglucosideおよびこれらのアグリコン型であるTectorigeninを主要成分として含有します。

マメ科クズ属の花は、漢方薬として1000年以上前より利用されてきました。中国・民の時代には葛の花は「酒毒を解き渇きを止める」といわれ、二日酔いに用いられてきました。

漢方では葛花(かっか)と呼ばれ、飲酒によるめまい、嘔吐、だるさなどに処方される「葛花解醒湯(かっかかいていとう)の主剤です。香港などにおいては、1950年代からお茶として飲用されてきました。

原材料の葛の花抽出エキス

クズの花や蕾を乾燥したものを原料として用いますが、このクズは、マメ科の大形蔓性の多年草であり、東アジアや東南アジアを中心にして広く分布しています。どの種を用いても良いのですがプエラリア・ロバータ(Pueraria lobate)、プエラリア・トムソニイ(Pueraria thompsonii)が好適とされています。

抽出には溶剤として水のみでも良いのですが、低級アルコール(メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールの単独またはこれと水との混合物、特に濃度70%以上のエタノール水溶液を用いるのが良いとされています。

機能性表示食品

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サプリメントは基本的に食品ですから、「お腹の脂肪を減らす」と言った機能を表示することはできません。

しかし、科学的根拠に基づいて特定の保健の目的が期待できる、と言う食品の機能を表示することができる「機能性表示食品制度」が平成27年2月にはじまり、「おなかの脂肪を減らすのを助けます」と言った表示をすることができるようになりました。

機能性表示食品

事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を得たものではありません。

機能性表示食品の利用のポイント !

―食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスをとることが大切です。

■たくさん摂取すれば、より多くの効果が期待できるというものではありません。過剰な摂取が健康に害を及ぼす場合もあります。
―パッケージに表示してある注意喚起事項をよく確認して、摂取するようにしましょう。
―パッケージには、一日当たりの摂取目安量、摂取の方法、摂取する上での注意事項が表示されていますので、よく読みましょう。

■体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止しましょう。
―体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
―パッケージには、事業者の連絡先として、電話番号が表示されていますので、商品による健康被害が発生した場合は連絡してください。
出典:「機能性表示食品」って何?消費者庁pdf

まとめ

肥満は諸悪のもと!(笑)お腹の脂肪を減らすためには、サプリメントに頼るのではなく、運動と食事の改善が第一です。

とは言ってもなかなか実行できないわけで、世の中にダイエット関連のグッズやサプリ、ノウハウがあふれているのが現状です。

サプリメントにも、機能性を表示できる物があり、今回ご紹介した葛の花由来イソフラボンもその一つです。上手に使って、今度こそダイエット成功!!!

「ナースのひとりごと」~今日も1ページ

参考:機能性の科学的根拠に関する点検表(PDF A163、A294、B56)消費者庁