1960年代アメリカで一世を風靡したザ・フォーシーズンズ。彼らのヒットソング約30曲で描かれたミュージカル「ジャージーボーイズ」を観てきました♬
ミュージカル、ジャージーボーイズ
ストーリーは彼らの出会い、下積み時代そして成功へと続く風景をシンプルに切り取ったもの。
その一つ一つの時期・グループの関係性におけるライブの連続でつづられている、と言ったところでしょうか。
ストーリー性も求めたミュージカルとしてみると、ちょっと物足りない。
同じような構成のドリームガールズが、ストーリーも含めて一つの作品となっているのでなおさらそう感じるのかも。
ですが、ヒットソングが次から次へと展開するステージは圧巻です!
1960年代ですから、なじみのない方も多いかと思いますが、
「シェリー」「キミの瞳に恋してる」
この2曲はきっと耳にしたことがあることでしょう。
2チームによるWキャスト
ザ・フォーシーズンズのメンバー4人は、BLACKとGREENの2つのチームがwキャストとなっています。
今回観たのは、リードボーカルのフランキー・ヴァリ役を初演から務めている、中川晃教さん率いるチームBLACKの公演。
しかも座席はなんと最前列!
手を伸ばせば届きそうなところで、繰り広げられるステージ!!!
舞台全体を見渡すのは難しいですが、目の前で次から次へとうたわれるヒットソング。
至極の時間です。
キャストたちの口元の動き、表情、汗までもが手に取るように見える。
カーテンコールでは観客も総立ちで手拍子や振りを。のりのりであっという間の3時間でした。
豆豆知識
そうそう、休憩時間(トイレタイム)はどこの公演でも長蛇の列ができるので、最初にトイレの位置と導線(笑)を考えておくと良いかと。
今回の日生劇場では、トイレは舞台から見てロビーの右手奥。
座席位置が前の方の場合は、ロビー左手側ドアの方に移動したほうが良いかもしれません。
右側トイレからの列は左側に続くからです。
天使の歌声☆中川晃教
中川晃教さんと言えばミュージカル界で押しも押されぬ大スター。天使の歌声と言われたフランキー・ヴァリ役にはこのひと!
彼の歌声と独特の歌い方は、一度聴いたら忘れることはできません。
彼を初めて知ったのは、劇団☆新感線のロックミュージカル「SHIRO」でした。
天草四郎と島原の乱をモチーフにしています。
神の声を持つ少年シロー:中川晃教
反乱軍の大将 増田四郎時貞:上川隆也
二人のシローが織り成す運命の物語です。
このミュージカルがその後ファンとなる劇団☆新感線との出会いでもありました。
SHIRO、いつだったけ?と調べたところ、なんと2004年!
18年も前のことでした。
アッキー(中川晃教さん)のあの「どこから出てくるのだろう」と感じる歌声、この時の衝撃を今回また同じように感じたことは、新たな驚きです。
14年たった今でもあの感動の歌声は変わらない。むしろさらに進化している。
SHIROのサウンドトラックを持っているのですが、生の声にはホント、神がかっているとさえ思えます。
ランチタイム
観劇前のお約束、ランチタイム。今回も日比谷シャンテ内「野菜の王様」で。
肉、魚、野菜スティック、小鉢、デザートのセットを。
このほかに、肉セット、魚セット、ハンバーグ(トマト、デミグラ、おろし)セットもあります。
ご飯とお味噌汁はお変わりができますが、とてもそこまで食べられません。
野菜につける3種類のソースも美味。
日比谷シャンテ、11時の開店時には入り口の前に長蛇の列ができ、人気のあるお店はあっという間に満席になってしまいますが…
場所柄(宝塚劇場、帝国劇場、日生劇場、シアタークリエ)観劇前のお客が多いようで、入れ替わりも結構早いです。
HIBIYA CINEMA FESTIVAL
隣のミッドタウン日比谷では何やらイベントが行われるようです。
今日はレ・ミゼラブルとロケットマンが上映されるようです。13時からの上映ですが11時で会場にはそこそこ観客が。
会場後ろの階段にはミニオンズが出現中!
ミュージカルの失われた2年間
ジャージーボーイもそうですが、コロナで中止になり見れなかった公演がいくつもあった2年間。
失われた(笑)2年間を取り戻そうと、チケット申し込みに猛進中。
「Anのひとりごと」~ミュージカルの1ページ