ナースほど誇れる仕事はありません

健康を大切にしたい方へ贈るひとりごと

看護師のホンネ、良い病院、良い医者を選ぶコツ

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看護師をしていると良く聞かれるのが、「自分が病気になった時は、当然、勤務先の病院にかかるのですか」ということ。

 

その回答には、2通り有ります。どちらも理にかなった理由ですが…

 

患者さんを安心させる名医がいて、看護師の手厚いケアが受けられる病院なら、勤務先であるかどうかに関係なく、真っ先に選ぶ病院です。

 

 

良い病院の選び方

その病院が良い病院かどうか、患者目線で見分けるには、看護師に「自身や家族が病気になった時、勤務先の病院を選ぶかどうか」を聞いてみましょう。

 

①「自分や身内のことで、あまりわがままを通したくないし、スタッフに気を使わせてしまっては申し訳ないです。親が具合が悪くなった時は、他の病院で診てもらいました」

②はい、勿論勤務先の病院に。先日も、急に熱がでたのですが、時間外でしたけれど丁寧に見てもらえました。その後も病状を気にしてくださったんで、心強かったです」

 

勤務先の病院を選ぶ?選ばない?

どちらも、理にかなった回答ですが、病院を選ぶということは、スーパーで品物を選ぶのとは違います。「わがままを通したくない」「気を使う」などの精神的な余裕は、病院選びでは生まれません。

 

勤務先の病院、医師や看護師に信頼を寄せていれば、状況が重大であればあるほど、それこそわらにもすがる気持ちでお願いするはずです。

 

①の回答

ホンネが入っていません。ちょっとしたケガや、風邪など、すぐに治るものなので、本当に気を使ってもらうのがイヤ、という場合もありますが、他の病院の方が良い治療が受けられる。ということを暗にほのめかしている場合もあります。

 

従業員が選ぶ病院は良い病院

看護師自身も選びたい、と思う病院は、病院スタッフが仕事に生きがい、誇りを持って働いている、良い病院だということです。

 

単なる風邪でも、気兼ねなく診てもらえる、そんな現場だからこそ、良い治療、ケアもできるのです。

 

 

良い医者の見分け方

医学知識や治療技術が重要なのは勿論ですが、付加価値でも評価が決まります。その多くは患者さんとの、コミュニケーションによって生み出される。

 

看護師は、日々、医師と患者さん双方に関わっています。医師と患者さんのやり取りも沢山見聞きする。

 

患者さんに信頼され、名医と言われる医師は決まってコミュニケーション力が高いです。

 

良い医師、普通の医師、悪い医師

病院の診療報酬は、法律で一律に決められていますが、医師のスキルにはレベルの差があります。

 

同じ診療報酬を払うのなら、医師としての腕もさることながら、自分の不安を解消してくれる医師に見てもらいたい、と思うのは自然なことです。

 

良い医師

患者さんの不安や要求を汲み、患者さんが納得、安心できる言葉をかけられる

 

悪い医師

どの患者さんに対しても、同じ対応。患者さんそれぞれの心を察しない

 

 

例えば、

「この症状は◯◯だと疑われます。薬をだしますか?どうしますか?」

「あなたの病気は◯◯でしょう。こういう特効薬があるので出しておきます」

「安心してください。Aさんの病気は、この薬を飲んでいれば治ります。きちんと休んでくださいね。お大事に」

おわかりですね。良い医師ほど、病気よりも、心を持つ人間としての患者さんに向き合い、その生活背景にまで想像を働かせて、コミュニケーションが出来ます。

 

医師も時間に追われている

現在は予約制の診療科が多いので、ちょっと診察してもらうのに、午前中が潰れた、と言った事は少なくなり、医師も患者さんに向き合う時間が以前よりは持てるようになってはいるようです。

 

病棟でも、多くの患者さんを、定められた時間内に見て回らなくてはいけない。しかし、ちょっとした声掛けを自然にできる医師は、やはり患者さんから信頼されています。

 

病棟という、日常とは違う場所で、病気やケガで不安な患者さんに取って、ホンの少しでも、自分のことを気にかけてくれる医師は、安心できる良い医師なのです。

 

 

まとめ

医師も看護師も、医療に関わるものは知識や技術以上に、患者さんと心から向き会えることが、何よりも大切です。

 

病院スタッフが、自分も診てもらいたい、と思える医師がいて、スタッフがいる病院。それが良い病院であり、良い医師。

 

そんな病院で働くことが、看護師にとって生きがいで有り、誇りに思えるのです。

 

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