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ナースダイアリー・超忙しい看護師のひとりごと

ほうっておくと危険!風邪や花粉症と勘違いしがちな鼻づまり解消法

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風邪や花粉症のピークは過ぎたようですが、鼻づまりが治らない、鼻水が止まらないと鼻の下を赤くしているあなた、もしかしたらそれは現代病とも言える、危険な鼻づまりかもしれません。治療が遅れると知らない間に症状が進んでしまう厄介な病気です。現代病とも言える危険な鼻づまりについて、その正体と最新の治療法をご紹介。

 

危険な鼻づまりとは?

鼻水や鼻づまりがなかなか治らない人が増えています。多くの場合、風邪や花粉症と勘違いするため、治療が遅れ、いつの間にか症状が進行してしまいます。以下では危険な鼻づまり3つのタイプの見分け方、解消法についてお伝えします。

 

危険な鼻づまり3つのタイプ

最近急増している危険な鼻づまりに悩まされている人は、推定100万人とも言われています。その正体は

  • 鼻ポリープ
  • 新型鼻づまり(好酸球性副鼻腔炎)
  • 進化型鼻づまり(歯性上顎洞炎)

です。それぞれについて、特徴や症状、解消法を見ていきましょう。

現代病とも言える鼻づまり解消法

鼻水や鼻づまりなど、風邪や花粉症の症状と勘違いされやすいのですが、鼻ポリープ

、新型鼻づまり、進化型鼻づまりは言わば現代病とも言える、危険な鼻づまりです。

鼻づまりや鼻水が長引いた時は、これらの病気がないか耳鼻科、進化型鼻づまりの疑いがある場合は歯科・口腔外科もある病院を受診してください。

 

鼻ポリープ

鼻の奥に「鼻ポリープ」ができ様々な症状が引き起こされます。鼻ポリープがごく小さく、副鼻腔の入り口を塞いでいない場合は、飲み薬や点鼻薬などで治療が可能ですが、ポリープが大きかったり膿が溜まっている場合は、切除手術が必要になるので早期発見が重要。蓄膿症(慢性副鼻腔炎)を併発する場合が少なくありません。

鼻ポリープの症状

鼻ポリープは副鼻腔の入り口付近なので、小さいうちは手前の空気の通り道をふさぐことは少なく、鼻づまりの症状はほとんど現れません。しかしゆっくりとではありますが、直径5㎜位まで大きくなることもあり、鼻づまりに加えて副鼻腔がふさがることで

  • 頭痛
  • たんが絡む
  • 睡眠障害
  • 中耳炎
  • 気管支炎

など様々な症状が引き起こされます。

鼻ポリープは初期症状がほとんどありませんが、においを感じるセンサーは、ポリープが小さくてもふさがれることが有ります。鼻水、鼻づまりの症状が治らず、においを感じにくくなったら耳鼻科を受診してください。

鼻ポリープの簡単嗅覚セルフチェック

においの強いもの(コーヒー、しょうゆ、ニンニクなど)を嗅いで、嗅覚に異常がないか確認します。

かぜや花粉症が治った後でも、鼻水や鼻づまりが2週間以上続き、においも感じにくい場合、鼻ポリープの可能性があります。

鼻ポリープの治療

指診で鼻ポリープが見つかった場合は、内視鏡、X線、CT検査などで大きさや状態を確認、治療法を決定します。

ポリープがごく小さく、副鼻腔の入り口をふさいでいない場合は、飲み薬、点鼻薬、ネプライザーなどで治療します。

大きい場合や、副鼻腔に海がたまっている場合は内視鏡手術で取り除きます。局所麻酔で30分程度、日帰り手術も可能です。悪化している場合は、全身麻酔での手術で4日~1週間ほどの入院が必要となります。

保険適用の手術です。

鼻ポリープとは

通称「鼻茸」と呼ばれ、鼻の粘膜が炎症を引き起こしてキノコ状に膨らんでできるコブのようなものです。これが鼻づまりを起こしています。

鼻の奥には副鼻腔という空洞があり、誇りや最近、カビなどの異物が侵入すると大量の鼻水を作り、外へ排出しています。強いウイルスなどが侵入してくると、うまく排出することができずに副鼻腔に鼻水がたまり、腫れやむくみを起こすことがあり、異常に増殖したものが鼻ポリープになります。

 

新型鼻づまり

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鼻ポリープが何度も再発する鼻づまりです。「好酸球」と呼ばれる細胞(白血球の一種)が原因で起こります。「好酸球性副鼻腔炎」と言って、近年患者数が増加しています。鼻かぜのような症状や咳、息切れが1か月以上続く場合、医療機関で必ず診断を受けましょう。

好酸球性副鼻腔炎の診断

  • ぜんそくの症状がでる
  • 鼻水がのどに流れ込み、たんが絡みやすい
  • 風邪でないのにせきやたんが2週間以上続く

これらの場合、好酸球副鼻腔炎が疑われます。

血液検査で好酸球の割合を調べると診断がつきます。

好酸球性副鼻腔炎の治療

一般的な鼻ポリープの薬が効きにくいので、大きさにかかわらず殆どの場合手術で取り除きます。術後は薬の服用や鼻うがい、副鼻腔の掃除など、再発や症状の悪化を予防します。

好酸球副鼻腔炎とは

好酸球は普段は体内に入った異物を攻撃し、体を守る働きをしています。花粉症やアトピーなど、何らかの理由で好酸球が増殖すると、異物だけでなく、鼻の粘膜も攻撃し炎症を引き起します。さらに鼻の粘膜だけでなく、気管支に付着した異物とその粘膜まで攻撃、炎症を起こします。

そのため、好酸球性副鼻腔炎の方は喘息を併発することも多く、鼻ポリープによる鼻づまり、鼻水に喘息による咳が加わり、風邪の症状と勘違いして早期発見が難しい。中耳炎の原因になることもあります。

 

進化型鼻づまり

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鼻づまりは呼吸時に雑菌が入ったことが原因のことが多く、左右両方の鼻に症状が出るのが一般的です。しかし、片側だけに鼻づまりが起こるタイプがあります。実は、歯が要因となる、歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)です。これは現代人の生活習慣が発症リスクを上げている、現代病とも言えます。

歯性上顎洞炎の診断

  • 片側だけに鼻づまり、鼻水がある
  • 上の奥歯が痛い
  • 歯茎が腫れる

などの症状がある場合、歯性上顎洞炎の疑いがあります。

歯性上顎洞炎の治療

虫歯や歯周病の治療を行ないます。虫歯を放置せずに治療し、歯磨きで口内をきれいに保つことが予防になります。

歯科・口腔外科と耳鼻咽喉科がある病院を受診してください。

歯性上顎洞炎とは

現代人は固いものを噛む習慣が減ったことで、縄文人と比べると上の歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が薄くなりがちです。奥歯の根本が上顎洞と呼ばれる副鼻腔に突き出しやすくなっています。4人に一人は突き出していると言われています。虫歯や歯周病になると、その菌が上顎洞に入り炎症を起こし片側の副鼻腔が膿でいっぱいになり、片側の鼻づまりが起きるのが歯性上顎洞炎です。

 

不快な鼻づまり

風邪の時や鼻ポリープがあると蓄膿症を併発しやすいのですが、蓄膿症は主に鼻に入った雑菌やウイルスが原因で発症します。腫れや頭痛がおき、悪臭を放ちます。悪化すると睡眠時無呼吸症候群や気管支炎などを引き起こすこともあるので、長引く鼻づまりがある場合は耳鼻咽喉科に相談しましょう。

また、鼻の軟骨「鼻中隔」の歪みがあると鼻づまりが起きやすくなります。

蓄膿症予備軍の見分け方

体質的に蓄膿症になりやすい、蓄膿症予備軍華道家は鼻中隔の歪み具合でわかります。鼻中隔は成長の過程で片側に曲がることが多く、鼻づまりを起こしやすいのです。

【鼻中隔の歪みチェック】

  • 片方の鼻を塞いで、4~5回息を吸ったりはいたりする
  • 左右同じように数時間ごとに試す

毎回息のしづらい方が有れば、鼻中隔が曲がっています。

鼻中隔が大きく曲がっていた場合、まっすぐに矯正して鼻づまりを改善することもできます。

 

危険な鼻づまりの発症のリスク

鼻の粘膜は傷ついて剥がれても修復されるメカニズムを持っています。これが何らかのきっかけで壊れるのが鼻ポリープや蓄膿症。

  • 副鼻腔にたまった鼻水に細菌が繁殖
  • 好酸球が増殖しやすい体質
  • 喫煙者

が発症のリスクが高いと言われています。

詳細はまだはっきり解明できていませんが、現代人の食生活や体質、環境などの様々な要因で好酸球が増殖しやすくなっていることが背景で、好酸球性副鼻腔炎が増加傾向にあります。

 

まとめ

鼻ポリープはほぼ炎症性の疾患ですが、悪性腫瘍の場合もあるので注意が必要です。

長引く鼻づまり、鼻水の症状があったら、危険な鼻づまりかもしれません。医療機関を受診して病気がないか診断を受けましょう。問診と視診、CT検査や血液検査で診断はつきます。手術の必要がある場合も内視鏡手術が主流で、患者さんの負担は減っています。

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