平成最後のお花見は開花からの花冷えで、今年もまたちょうど満開の時期と重なりました。持ち寄り料理の仕込みですっかり忘れていましたが、新元号発表の日。恒例の半蔵門の桜、思い出写真集です。
満開の半蔵門の桜
お天気の方はあいにくでしたが雨の予報は夜にずれ、お花見会の前に千鳥ヶ淵公園をぶらぶら、半蔵門の桜を堪能できました。
いつものアングルから千鳥ヶ淵と半蔵門の桜風景を。
花見は戸外?室内?
何組か桜の下での花見をされていましたが、ちょっと寒かったのでは…
後日ニュースで「こたつ入り放題」のお花見を開催しているお店を見ました。これはいいアイディアだったのでは無いでしょうかね。
店内で桜の下、も良いですがやはり外のほうが気分は盛り上がりそうですもの。
半蔵門交差点、御所入り口の「麹町警察署半蔵門警備派出所」です。今日は通常の警備のようですね。
天皇、皇后、皇太子ご家族が出入りするときは、「出待ち」の人並みが溢れます。
左側が千鳥ヶ淵公園の半蔵門川端です。
半蔵門入り口から国会議事堂(もう少し右側にあります)方面
派出所前の桜
千鳥ヶ淵公園から半蔵壕にかかる桜
内堀通りを挟んで(右側にちらっと見えているビルの1Fに東京MXテレビ)
サクラに無粋な立て看板。左奥は半蔵門
桜の間に半蔵門
花のアップ
舞姫。ほとんどがソメイヨシノでごく淡いピンクの中、濃いピンクが目立ちます。
御所の中にも大きな満開の桜の木。これはお堀の直ぐ側なので対岸からも目立ちます。
千鳥ヶ淵公園中程の見晴台から半蔵門方面
17時過ぎでしたので木立に囲まれて薄暗くなってしまいましたが、桜のトンネルが続きます。
(書き起こし)
親善サクラ
戦後、初代中日英国大使エスラーデニング卿(東京築地生)が1957年帰任に際し、心尽くしのプレゼントとして、植樹されたしだれ桜を再現したものです。
寄贈 1977年4月 東京麹町ロータリークラブ
比較するものが無いので目立ちませんが、とても大きなクローバー(?)でしたので、思わずパチリ。
半蔵門こどもの池。中央は「自由の群像」もう少しすると水面が桜の花びら絨毯になりますよ。見る角度でサクラも違う顔をみせてくれます。
(書き起こし)
新聞紙は現代人の生活必須の容器である。我国の新聞事業が日本の進運福祉に貢献したるもの極めて多大である。仍て我国の新聞事業先覚者20名を顕彰し、茲に自由の群像を建立す。其の銓衡は現在業界の代表的人士の衆議に諮り公正審重である。
是れ株式会社電通が創立55周年に際会し。斯界に盡さんとする微意の一である。
西暦1955年(昭和30年11月3日)
蘇峰徳富猪一郎 撰
緒方竹虎 書
建設者 株式会社電通 社長 吉田秀雄
制作者 菊池一雄
設計者 谷口吉郎
鋳造者 伊藤忠雄
皇居ランナーも多いですね。1周約5kmのコースです。
お花見の会場から千鳥ヶ淵公園、半蔵門を望む
半蔵門について
半蔵門を主に利用するのは、天皇、及び内廷にある皇族(皇后、太皇太后、皇太后、皇太子とその家族、未婚の皇子女)です。
現在半蔵門を利用しているのは
天皇明仁
皇后美智子
皇太子徳仁親王
皇太子徳仁親王妃雅子
敬宮愛子内親王
秋篠宮家などの皇族は主に乾門を利用されています。
お花見宴会
持ち寄りの手料理の一部。画面に収まりきれず、まだまだ美味しいものが並んでいました。
持参したのはレンジ調理の厚焼き玉子サンドとトーストサンド。(右上の容器3つ)
材料は食パン2斤と卵12個、レタス、チーズ、ハムに調味料。厚焼き玉子はHANAさんの記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
【レンジにお任せ】満足度200%!厚焼き玉子サンド2種の作り方 - しなやかに~ポジティブに~
記事中の工程③で四角い容器(スライスチーズ保存容器がちょうどよいです)にラップごと押し込み、形を整えるとサンドイッチにしたときに見栄え(笑)が良いですよ。
ちなみに厚焼き玉子本体としておかずにするときは、ラップで好みの形に絞るようにすると、美人な厚焼き玉子が誰でも簡単にできますのでお試しあれ。
さらに見栄えを追うなら(笑)ひと手間かけて卵液をこしてから容器に流すと、きめ細かくなめらかな切り口の卵焼きができあがります。
そうそう、「マグマ」。最初はドッキリしましたが、見ていると楽しいですね。これはしぼみかけのときで、途中もっとマグマになっています!
美味しいワイン。今回はこの3本だけですが、期待通り美味しかったです。赤ワインのポリフェノールをたっぷり摂取(笑)。
月面着陸45周年を記念したスペースボールペンセット。
会場を提供してくださる友人に、アレヤコレヤ(笑)の感謝を込めて美女一同(笑)から贈呈。ネーム入りの希少品です。
宇宙や水中、極寒・極暑でもスムースにかけるスペースボールペン。球状のクリスタルには別面着陸船アポロが彫刻されています。
ペン本体にはアームストロング船長の姿とその日付が刻印されていました。
新元号「令和」発表
厚焼き玉子と奮闘していてすっかり忘れていました!新元号発表の日だったんですよね。
「令」の意味についてあれこれ言われていますが…
「難しい(意味の捉え方)字を選んでしまった」、という説も聞かれます。一部海外メディアでは「order」(命令)の意だと伝えたとか…
それもあってか英訳は beautiful harmony と外務省が決定しましたね。
そういえば、発表日4月1日はエイプリルフール、でした。
メトロ三越前駅地下通路
三越入り口の大のれん。季節によって変わります。春はおなじみ「サクラ」
銀座線から半蔵門線に乗り換える通路には三越のディスプレイや国立劇場の案内など、ぐるっと見るのも楽しい作品が並んでいますよ。
1944年(昭和19年)日本橋周辺 航空写真
熈代勝覧(きだいしょうらん)
文化2年(1805年)の日本橋通に連なる問屋街とそれを行き交う人物が克明に描かれた。縦43.7cm、横123.2cmの長大な絵巻で作者不明。
1.4倍の複製が展示されています。
まとめ~半蔵門のサクラは毎年変わりなく
毎年見慣れた景色でもお天気や時期のズレで印象が変わります。年号が令和になっても、半蔵門のサクラはサクラ。
来年も変わらず日本の春を慈しんでくれることでしょう。
「Anのひとりごと」~今年もサクラの1ページ