いつ見ても期待を裏切らない劇団☆新感線。今回も古田/天海コンビが魅せてくれました💛舞台の世界にどっぷりうっとりの3時間。新感線ならではのワクワクコラボも。
ミュージカルやお芝居に興味のない方には「それがなに?」の世界のお話ですので、見なかったことにしてここでそっと閉じてくださいませ。
やってくれましたよ新感線
劇団☆新感線42周年興行「薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還」を観てきました。
古田新太、高田聖子などの劇団員に天海祐希、石田ニコル、神尾楓珠、早乙女友貴など豪華メンバーが繰り広げるお祭り騒ぎにドキドキ、ワクワク!
新橋演舞場に出現した、現実から隔離された極上の劇空間を楽しんできました。
薔薇とサムライ
石川五右衛門(古田新太)と海賊女王アンヌ(天海祐希)が諸国制圧をもくろむ女王マリア・グランデ(高田聖子)の悪だくみに立ち向かい大暴れ、国と民を守る。
と言うのが大筋。そこに劇団☆新感線ならではの様々な味付けがされて、痛快無比のお芝居に。
迫力ある生バンド、映像を駆使した演出にお約束のお笑い要素、派手な立ち回り等々五感をフル動員した新感線の魅力がぎっしり詰まった作品。
TVでも活躍されている古田新太さんですが、私はやっぱり舞台の上の古田さんが好き。
五右衛門はまさにはまり役では。
前作 薔薇とサムライ~GOEMONN ROCKでは石川五右衛門とタッグを組み、海賊アンヌが女王になる物語、今作はその続編となります。
古田新太さんは、新感線の代表作と言える髑髏城の7人でも際立つ存在感。
貫禄と言うか、圧倒的(笑)。
是非ぜひ「生 古田新太」を体感して欲しいです。
そしてわれらが天海祐希さん!ほんと、大好きです!オーラが違います!
新感線作品には4年ごとに出演(だったと思う)
今作では衣装変わりが多いのも見どころ。
「早変わりがきつくてもうできない、今回が最後カモ(年齢的に)」と言ったとか言わないとか。
たしかにきらびやかな女王、海賊、村の女、怪盗などかなりの衣装変わりがありました。きついだろうなあ…
やってくれました新感線!
衣装変わりの中でも感激したのが、なんと宝塚現役時代に戻ったかのような黒づくめの男装!
さらに、さらに「あの歌唱」が生で聞けたんです!
黒いスーツ姿で登場したとたん劇場の空気がはじけ、歌い始めた途端さらにヒートアップ!!!
そりゃほとんどの観客はそれが何かを知っていますから!
何を歌ったか、天海さんファンなら想像はつくかもですが、それは「企業秘密(笑)」だと思いますのでネタバレなしで。
ちなみに男性の方はわけわからん、という方が多かったように思えました。
とにもかくにも、天海さんのあの姿、あの歌をリアルに体験できるなんて最高です!
もっと近くで見たかったなあ。
こんなサプライズ演出ができるのは、新感線ならではでしょう。
ありがとう!新感線に乾杯
もうひとり、さすが!とうならせられたのが早乙女友貴くん。
次元の違う殺陣回りを披露してくれました。お兄さんの太一君も純劇団員(笑)と言われるように、新感線への出演が多いです。
唯一残念だったのが席。1等席(お高いです!)でもはずれの方で、2階席真ん中あたり。
フォーラムCやシアターオーブなどの2階席よりは舞台に近いですが、
花道での演技は途中までしか見れなかったし、何よりも「宝塚天海」をもっと近くで見たかった。
今回の戦利品は…ゴーフレット薔薇サムロゴ入り缶。
パンフレットの上に刻印してみました(笑)
新感線3つのシリーズ
劇団新感線の作品は3つのシリーズがあり、薔薇サムは12年前に古田/天海コンビで上演された舞台の続編で、五右衛門ロックのスピンオフとなる作品です。
新感線Rシリーズとなります。
舞台後方上部に生バンド、迫力ある楽曲が演奏されます。
いのうえ歌舞伎シリーズ
神話や史実などをモチーフとし、ケレン味を効かせた時代活劇のシリーズ。近年では、その持ち味に加えドラマに重きをおき、人間の業を浮き彫りにした作品作りへ転化している。
新感線Rシリーズ
劇中、オリジナルのROCKの楽曲が生バンドで演奏され、歌楽曲が多数あるシリーズ。
ネタものシリーズ
主にいのうえひでのりが書きおろす、ネタを中心としお笑いを追求したシリーズ。
*劇団☆新感線オフィシャルサイトより
新感線との運命の出会い
劇団☆新感線との出会いは2004年に上演された、「SHIROH」でした。
先日観たジャージーボーイで天使の歌声を披露した中川晃教さんと上川隆也さんのWシローが活躍するミュージカル。
それ以来見た新感線公演はゲキ×シネ*も含め12作品。チケットは取れたものの諸事情で見れなかった公演が1つ。
来日公演も含めミュージカルはいろいろ見ていますが、新感線の作品が一番多いです。(次点は宝塚かな)
ゲキ×シネ
単なる舞台中継ではなく、「映画館で上映するため」に撮影されたもの。
新感線の作品はゲキ×シネとして映画館でも上映されています。
何本か見ましたが、舞台で見るのとはまた違った迫力(出演者のアップなども見られます)、細かい芝居も観ることができます。
料金も舞台チケットに比べ低価格ですから気軽に作品を楽しめますよ。
「舞台公演、興味はあるけれどチケット高いし…」と躊躇されている方にもお勧めです!
ゲキ×シネとは
《劇団☆新感線》の人気舞台を「まるで映画のように楽しめる作品」として、多くの観客に届けるべく映画館で上映するという新しい演劇映像のスタイル。
最新のデジタルシネマの技術を用い、俳優の汗や涙、感情の機微まで体感できるように計算された緻密な映像表現、臨場感を増幅させる繊細でクリアな音響は、想像以上のライブ感と興奮が味わえる。
上映スケジュールや作品ラインナップなどはこちらから確認できます。
数々の豪華出演者
とにかく文句なく面白い。各作品のゲスト出演者も超豪華です。
天海祐希さんはもちろん、市川染五郎さん(現 松本幸四郎)、安部サダヲさん、内野聖陽さん、松たか子さん、森山未来さん、松雪泰子さん、早乙女太一さん、堤真一さん、堺雅人さん、山本耕史さん、小栗旬さん、松山ケンイチさん、清野奈々さん、りょうさん、三浦春馬さんや北大路欣也さん等々。
豪華絢爛の出演者を挙げだしたらもう止まらない、キリがない!!!
劇団☆新感線とは
知る人ぞ知る劇団☆新感線。
TVでも活躍されている古田新太さんや橋本じゅんさんなどが所属、主催・作家・演出井上ひでのりさん、作家中島かずきさんと言ったメンバーです。
興味のあるかたはこちらへどうぞ
劇団新感線、最高!!!
この一言に尽きます。
ちなみに次の公演(3月)のチケットも抽選申し込み中。当たりますように。
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