まさか乗れるなんて!世界最高艇の客船、飛鳥II 。船客800名、乗員470名を乗せて横浜港からいざ出港!一足早いクリスマス、夢のような一夜のメモリーです。(写真とても多いですm(__)m)
飛鳥II乗船までのルート
出発は横浜港大桟橋から17時。乗船開始は15時からでした。途中新宿に急ぎの用事ができたので早めに出発。
新宿では改札はでたくない。でも、エキナカのカフェは席数が少なく満員でしたので、新南口を出てすぐのカフェでミッション完了です(笑)。
湘南新宿ラインで横浜経由みなとみらい線で大桟橋に向かいます。横浜駅ではちょっとまごつきましたが無事乗り換えられました。
みなとみらい線日本大通り駅~大桟橋
みなとみらい線の終点、横浜中華街駅の一つ手前が「日本大通り」駅です。地下通路には大きな壁画がありました。「横浜っぽい」ですねえ。
地上に出てすぐに「横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館」の看板が。その下には「旧横浜市外電話局」とハメコミされています。
交差点を左に渡り、大桟橋方面に歩いていくと興味を引くものが次々と現れてくる(笑)。歴史を感じさせる建物や街並みと近代的な建造物がかもし出す不思議な感覚。
近代のパン発祥の地
横浜海岸教会
我が国最古のプロテスタント教会につながる由緒ある教会堂。明治8年(1875年)鋳造の鐘を今も開港広場に鳴り響かせている。(碑文より)
横浜開港広場公園(日米和親条約調印の地で、石碑が残る)
横浜貿易協会
大桟橋前の道路(正面が大桟橋)
歩道橋下の壁画とマップ
横浜水上警察署
おしゃれなカフェ
日本近代化の出発点 象の鼻―岩倉大使欧米派遣―
赤レンガ倉庫遠景 氷川丸
パイロット船が通り過ぎます。飛鳥IIが見えてきました!
中華街~山下公園~象の鼻パーク~赤レンガ倉庫のコースは何度か歩いたことがありますが、大桟橋方面に来たのは初めてです。
で、でかい!
周りの船がおもちゃのように見えますねえ。乗船開始まで時間があるので大桟橋デッキに登り、船体を眺めることにしましょう。
桜木町行きの無料送迎バスもあります。こちらは赤レンガ倉庫行きのバス「あかいくつ」。
出入国ロビー入り口
おお桟橋の見学は自由にできます。クルーズ船を見送るキャンペーンも開催中でした。中華街や山下公園に来たときは、ぜひ立ち寄ってみてください。
ロビーから船内へ
横浜港 大桟橋は「国際客船ターミナル」ですので出入国ロビー、税関、出入国管理、検疫施設などがあります。今回はもちろん国内ですので乗船手続きだけ。
入口前にはクルー、中に入ると大きなクリスマスツリーがお出迎えしてくれました。
クルースタッフと目が会いました。船の大きさが際立ちますよね。乗船口の途中ではサンタさんとのツーショットサービス(写真代有料)も。
船内に脚を踏み入れた先はメインデッキ(5デッキ)のアスカプラザ。レセプション前です。ダイニングルームもこちらです。さあ、夢の始まり!
船内探検!(笑)
まずは船室へ。エレベーターもクリスマス仕様♬
船室がある階のエレベーター前の階段
廊下。長い!!!(後ろを振り返ると、同じような景色が続いています。)
バルコニー付きのツイン
ラウンジやショップ、バー、シアター等広い船内をウロウロしながら船内探検しました(笑)
最上階のスカイデッキ(12デッキ)にはテニスコート、フィットネスセンター、エステ、グランドスパがあります。
リドデッキ(11デッキ)のシーホースプール。流石にこの寒さでは誰も入っていませんでしたが。
客室は7デッキ~10デッキ、ショップやラウンジ、クラブ、バーなどはプラザデッキ(6デッキ)
出港~ディナー
たそがれ始めた17時、いよいよ出港の時間です。大桟橋では見物客でしょうか、ペンライトを振って見送ってくれています。
こちらも見知らぬ方に(笑)手を降って挨拶を。
通常のクルーズでは17時以降には「ドレスコード」がありますが、今回は1船丸々貸し切りですので他の船客に気兼ねなく、「カジュアル」でした。
夕食は2回に分けられていて、私たちは一回目17時半から。それなりにドレスアップしていざ出陣!
堅苦しい挨拶、はものの1分!「無礼講でどうぞ」と乾杯で宴の始まりです。(実は正式の前にとっくに乾杯しちゃってました^^;)
1杯目はプロセッコ エクストラ・ドライ トレヴィーゾというイタリアのスパークリングワイン。とっても飲みやすく、ぐいっと一のみ(お行儀が悪くてすみません)
ワインリスト、ディナーメニュー
主催者から赤、白のワイン、秋田・新政酒蔵のNO.6 X-typeの提供が。
バローロ ”カステッレット”
フルボディ、ということでしたがとてもスッキリして飲みやすい美味しいワインでした。ついついおかわりをしてしまい…
フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ・ ”ブランカート”
お料理が運ばれてきたら、シェフがご挨拶にいらっしゃり、テーブルの間を歩きながらそれぞれのお料理の特徴などを説明してくださいました。
ここからはお料理写真がしばらく続きます。
Amuse-bouche 魚介とコンソメのマリアージュ(なんのお魚が説明してくださったのですが、忘れました^^;)
カプチーノ風マッシュルームのスープ きのこの香りがする美味しいスープでした。
ブッラータとシャルキュトゥリのバリエーション
ブイヤベース 「この容器売っていたら欲しいよね」、と言い合っていました。
カシスオレンジのシャーベット メインディッシュ前の口直し。食べる前に氷を削ってふりかけてくれました。
メインディッシュは3種類です。私のチョイスはシェフのおすすめ、牛フィレ肉のポワレ
北海道産牛フィレ肉のポワレ フォアグラのパイ包み焼き 最高!
左:青森県産平目のブルーキュイと彩り野菜のサラダ
右:岩手県産菜彩鶏のルーラードゥリ・ド・ヴォーとモリーユ茸のラグーソース
ベリーベリークリスマス 柚子のムースとエスプレッソアイスのハーモニー
夜のお楽しみ
とても一夜では全部回りきれないのが残念!
飛鳥IIプロダクションショー ワンダフルクリスマス
各国からのダンサー、歌手が繰り広げるクリスマスにちなんだショー。ワインでほろ酔い、(心地よい音楽を子守唄に)夢の中でした。
著作権があり、ショーの写真撮影は不可でしたので、始まる前のステージのみです。
つづいてパームコートでピアノとチェロのクリスマスコンサート。
飲み物(ボン・ボヤージュ)を注文したのは良いけれど、ここでも夢の中…
船上のダンス
お次はクラブ2100へ。ちょうどディスコタイムが始まり、サンタガールの動きを真似てお子さんも含め結構な人数で楽しみました。
そろそろ酔いも冷め、さあ、夜はこれから!
ディスコタイムが終わると人影もまばらになってしまいましたが、フィリピンから来たバンド「ナマナ」の演奏でダンスタイムです。
クラブのダンスパートナーのおじさま方に相手をしてもらいました。○○年ぶりの社交ダンス、ステップはかなり忘れてしまっていましたが、踊るうちにちょっとずつ思い出してきましたねえ。
一晩中でも踊っていたかったけれど…
そろそろお開き、夜食のトマトうどんを頂いて(だって夕食は17:30ですよ、お腹が空いても不思議ではありません)スパにGO!
船の上でジャグジー付きのスパに入るなんて不思議な気分です。時々揺れるのでお湯も揺れるんですよ。
朝風呂だと景色も眺められたのでしょうが、時間がなくて入れなかったのが残念です。
ウミネコがお出迎え
夢のような一夜が過ぎ2日めはあいにくの曇り空、途中富士山らしき山の裾野は見えましたが…残念。
朝食は和食とビュッフェを選べますが、ビュッフェの方で。美味しそうなものがたくさんあり、いつもならあれもこれもと食べてしまうのですが。
二日酔いなのか船酔いなのか、どうもお腹がイマイチです。といっても一般の人が食べる量くらいは食べていたとは思います(笑)。
朝食後は部屋に戻り、下船準備です。
ウミネコが群れをなして時々鳴きながら、船に付き添うように飛びかって。
まとめ~多分これが最初で最後のワンナイトクルーズ
あっという間のワンナイトクルーズ。本当に夢のような一夜でしたが、できればもう1泊したかったなあ。食べていないスイーツやカジノ、バー、映画など未練がいっぱい(笑)。ダンスもね♡
クルーに見送られて下船、無料下船バスで桜木町から横浜経由で帰宅しました。
横浜駅、横須賀線ホーム上の売店で焼売をお土産に。お昼前に帰宅できたので、いつものジムレッスンに参加できたのも嬉しい。(流石に疲れて、20時前に寝てしまいました)
ご招待いただき、本当にありがとうございました。「死ぬまでにやりたいこと」リストが一つ消えた、かなあ。
「Anのひとりごと」~今日も1ページ
飛鳥II
■船籍/日本 ■全長/241m ■全幅/29.6m ■総トン数/50,142トン ■喫水/7.8m
■航海速力/最高21ノット ■横揺れ防止装置/フィン・スタビライザー ■乗客数/872名
■乗組員数/約470名(国籍10カ国以上) ■客室数/436室(全室海側)