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ナースダイアリー・超忙しい看護師のひとりごと

脳の疲労を防ぐストレスを与えない9の考え方

脳の機能を良くするには、笑う、適度な運動、脳の快楽物質と様々な方法があります。一方、ストレスは脳を消耗させる原因。今回は脳にストレスを与えない考え方をご紹介します。

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ストレスは脳を疲れさせる

人間は嫌なことを考え続けたり、嫌なことをさせられたりすると、脳の働きが低下します。ストレスに対抗しようとして副腎皮質ホルモンを盛んに分泌するため、脳が消耗してしまうのです。怒りや悲しみなど、強い感情の変化を感じた時も、脳の中でアドレナリンというホルモンがたくさん分泌され、脳は疲れます。脳にストレスを与えない考え方を見てみましょう。

 

脳にストレスを与えない9の考え方

  1. 身の回りをシンプルにする
  2. トラブルを楽しむ
  3. 醒めた視点で解決策
  4. 大事な局面にユーモア
  5. 幸せを見逃さない
  6. 逆転の発想
  7. イライラ、憂鬱を解決する方法
  8. 満点の生活を目指さない
  9. 感謝の気持ち

身の回りをシンプルにする

脳と気持ちをリフレッシュするのに、日常の余計なこと、余計なものを少し減らす、という方法もあります。今の暮らしを見ていると、あまりにも余分なものや煩わしいことが多く、本来、物の主人であるはずの人が、それに振り回されています。

例えば洋服。たくさんあると収納品が必要になり、そのためのスペースも確保しなければいけません。そしてその費用を稼ぐために、もっと働かなければいけなくなります。また、家族の数だけ机やテーブル、部屋なども増えていきます。

トラブルを楽しむ

予想外のトラブルに巻き込まれると、誰しもイライラしたりするものです。例えばその飛行機に乗らないと仕事に差し障りがあるときに、現地業者の手違いで乗れるかどうかわからない状況になった時。

焦ってイライラして待つよりも、その時間を例えば食事をする、と言ったように使えば良いのです。イライラしても状況は変わりませんからね。有効に使ったほうがストレスになりません。マイナス要因やトラブルが発生した時も、それを楽しむ発想を持つようにすることです。

醒めた視点で解決策を

トラブルがあると、目の前の問題に気を取られ、平常心で判断できなくなっていることが多いです。神経細胞の情報伝達がうまく行かなくなっていて、脳はほとんど動いていません。そのような状況を面白がる、いわば醒めた視点があると、現実を客観的に見ることが出来ます。

例えば会議で意見が対立し膠着状態に陥った時は、休憩を取ることが一番の打開策。緊張することで脳が働かなくなっているために膠着が起こります。相手の意見を客観的に聞けなくなり、自分の意見を伝わるように説明しようとする態度も薄れてしまうからです。

しっかりと状況を見つめ、客観的に見ることができれば解決策は見えてくるものです。

大事な局面にユーモア

緊張したり張り詰めた状態はそう長くは保てません。いったん緊張を解除し、リラックスさせると、また集中出来ます。日本人は固い席では硬い表情で固い話をしがちですが、そういう席でこそユーモアが力を発揮します。例えば講演会などでは、自分が緊張していれば、聴衆にも緊張感が伝わり、自分にもマイナスです。ユーモアのある話でリラックスさせると、自分も相手も緊張が和らぎ、良いパフォーマンスが得られます。

幸せを見逃さない

「禍福は糾える縄の如し」という言葉がありますが、これは禍(わざわい)と福はあざなったなわのように交互に巡ってくるという意味です。不幸と思えることが有っても必ず幸福と思えることもみつかるものです。これを不幸ばかり見て、◯◯のせい、としてしまうと、そこから前には進めなくなってしまいます。

縁は目の前に転がっています。それに気づき、そのチャンスを活かすことができるかどうかは、その人の感性の問題であるといえます。チャンスが来たらやる、ではチャンスはやって来ません。

逆転の発想

常識と考えられていることでも、逆転させると新しい発想として受け入れられることもあります。例えば、1万円の買い物をした時、いつもブランド品をためらいもなく買うお金持ちに取っては、満足感は得られませんが、お金のない人に取っては勇気のいる買い物かも知れず、満足感も高い。

人生の価値について満足感をどれくらい得られるか、ということを基準とするとしたら、お金持ちのほうが満足を得られない分不幸ということになります。

うまく言っている時こそ反省が必要、反対にうまく言っていない時でも、解決策は必ずあるものです。

イライラ、憂鬱を解決する方法

嫌なことはメモをして忘れてしまいましょう。すっきりするし、書くことで少し冷静にも慣れます。また、嫌なことはすぐに片付ける習慣を。楽しみなことの前に済ませてしまうことで、気分よく作業が出来ます。嫌なことをすぐに解消してしまえば、雑念から開放されて、ストレスを貯めこまずに済みます。

満点の生活を目指さない

「少欲知足」老子の言葉です。要求するレベルをそれほど高くせず、「欲を少なくし」、何事も無理をしないことで「知るを足る」ということです。

目標を100点にすると、いつも目標に届かなかったり、とれたとしても、次も100点を取らなければいけないという辛さがつきまといます。しかし、80点を目標にしていれば、90点取れると嬉しいですね。80点位を目標にして、楽しむのが良いのでは無いでしょうか。

感謝の気持ち

日常のちょっとしたことに、「ありがとう」ときちんと言葉にしていくことは、自分のためになるものです。感謝の気持ちを活性化させ、脳を活性化させます。

熟年離婚、定年離婚が話題になりますが、長年連れ添った夫婦の間で、お互いの気持ちに大きなズレがあることが多く見受けられます。感謝の気持ちが薄れる理由は、当たり前だと思っているか、または感謝するべきだと思っていないということでしょう。感謝してもらえない相手は、その不満を長年つもりに積もらせていることがあるのです。

感謝の気持ちは、こまめにその場で、声を出して伝えましょう。

 

脳の快楽物質

笑う、適度な運動をするなどで、ナチュラルキラー細胞が活発になって免疫機能がアップしたり、ドーパミンやセロトニンといった快楽物質が分泌され、脳の働きが向上します。一方ストレスを感じると副腎皮質ホルモンやアドレナリンが分泌され、脳が疲れます。

免疫機能アップ

笑いが免疫機能をアップさせることもわかっています。ナチュラルキラー細胞=NK細胞(体の中の免疫細胞)が笑いによって活発に働くようになるのです。

「笑い療法」で難病を克服したことで知られるアメリカのジャーナリスト、ノーマン・カズンズ氏は、笑いを「体内のジョギング」という言葉で表現しました。快適な気持ちやプラスの感情を持てば心身に良い影響がある、笑いのプラスの効果が発揮されたのです。

快楽ホルモンで脳の働きがアップ

ジョギングはやり始めは負担を感じますが、いったん走ることが楽しいと感じ始めると、走ること自体が楽しくて仕方が無くなります。これはドーパミンというホルモンが脳から分泌されるためです。

ウオーキングぐらいの軽い運動でも、セロトニンという物質が分泌されます。セロトニンも気分を紅葉させる働きをする物質です。

嫌なことをする
嫌なことを考える
副腎皮質ホルモンが分泌
脳が疲れる
脳の働きが落ちる
怒り、悲しみを感じる アドレナリンが分泌
脳が疲れる
脳の働きが落ちる
笑う ナチュラルキラー細胞が活発化 免疫機能がアップ
ジョギングが楽しい トーパミンが分泌
楽しくて仕方がなくなる
脳の働きがアップ
散歩をする
体を動かすと気持ち良い
セロトニンが分泌
清々しい気持ちになる
脳の働きがアップ

アラフォーをどう過ごすかがその後を決める

人間やりたいことを見失うと、精神的にも肉体的にも張りが無くなってしまいます。「仕事が趣味」状態で40代を過ごした人は、定年と同時に「生きる意味、目的」まで見失ってしまうことが多い。そうならないためには、とにかく好奇心を刺激し、気持ちをイキイキさせることです。

加齢による変化に対応する

人間は加齢とともに食の嗜好も変化するもの。20代の頃と同じように食べていては、すぐに摂り過ぎ、肥満に繋がります。食生活に気を配ることは、自分の体調に好奇心を持つことにもなります。「少し休もう」「運動を多目にしよう」というように、健康をうまくコントロールすることにも繋がります。

 

まとめ

趣味を持つ、食に気を配る、メモを取る、と言ったちょっとした生活の工夫で、人間の心理は随分変化するものです。脳を疲労させストレスを与えずに、40代をいかに生きるか。それが将来のいきいき人生に繋がります。

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