沈丁花が咲きました。去年と同じ3月3日です。
違うのは…咲いているのは2輪だけ。親木から子木へ命のリレーがつながりました。
その花も満開も過ぎ、そろそろ終わりが近づいてきましたが、まだまだ甘い匂いが漂います。
親木は昨年力尽きてしまいました。
樹勢がなくなっても頑張って花を咲かせてくれていたのですが、菌にむしばまれていたのです。
枝がしおれ始め水分がどんどん抜けて、ふにゃふにゃと言うかシナシナというか、ハリのないゴムみたいな。
木とは思えないような姿になっていきました。
弱ったところは切り取り、何とか元気な枝を残そうと頑張ったのですが、素人の世話では限界があるのは仕方ないです。
去年の沈丁花です。
親木は挿し木で根付いたものをいただきました。〇十年前です。
沈丁花の寿命は一般的に20年~30年ほどと言われていますので、以前から子孫を残そうと毎年選定時に挿し木に挑戦していました。
なかなかうまくいかず、2年前にようやく根付いた1本。
その木が今年2輪の花を咲かせてくれました。
挿し木で根付いた1本に2輪の花が咲きました
我が家にやってきた(笑)時の親木と同じくらいの大きさで、なんとも頼りないのですがそれでも咲いた。
一鉢だけではあるけれど、子孫を残せてよかった。
沈丁花は植え替えを嫌うそうですが、親木は2度の植え替え(引っ越しをしました)にも耐え、大きな株になって毎年たくさんの花を咲かせてくれていました。
本当にありがとう。
残った一鉢が大きくなりますように。
ただ、親木が植わっていた土壌には菌が残っているらしいので、地植えはできません。
鉢を大きくしていくようになりそうです。
ぽっかり空いた場所には、ムスカリやマツバギクを植えました。増えて華やかになってくれると嬉しいな。
先に枯れてしまった西側の沈丁花の後。わずかなスペースですがいつのまにかクローバーのタネが飛んできたようです。
去年ラベンダーを一株。そのあとにサクラソウ、チューリップと少しずつ植え、最近マツバギクも増やしました。
こちらは日当たりが良いので、絨毯のように広がってくれるといいな。
ちなみに去年の記事に、沈丁花も登場しています。
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