健康と日々の徒然~Anのひとりごと

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子作りのコツ!妊活7つの基本タイミングが重要

妊娠したい

妊活は年齢が高くなるほど長引くことが多く、20代と35歳を過ぎてからでは、費用も10倍以上になることもあります。子作りを考えるなら、できるだけ早い時期に妊活をスタートすることが大切です。妊活の基本、治療のタイミングなどをお伝えします。

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妊活は正しい知識を持つことから

子作りのコツは妊活を始めるタイミング、不妊治療を始めるタイミングが重要ですが、年令によって異なります。まず妊活の基本を確認することが大切。

妊活を始める時期は、早いほうが良いといっても、間違ったことを続けていて、年月を無駄にしてしまったと、後悔するケースも少なくありません。意外と誤解していることも多い妊活について、基本的な知識をおさらいします。

 

妊活の7つの基本

晩婚化の影響でしょうか、第一子出産の平均年齢が30代に突入しました。子作りをしようと妊活をしても、なかなか妊娠できず、不妊治療でつらい思いをしている方もたくさんいらっしゃいます。長引く場合は治療法が、合っていないことも考えられます。

妊活、妊娠中に、今話題なのが葉酸。葉酸は、子宮内膜を強化する働きがあり、着床率を上げたり、受精卵の保護などで妊娠力を向上させます。妊娠中は、胎児の正常な成長に欠かせません。

葉酸の多い食品を食べても、調理の段階で失われやすく、食べた量の半分しか吸収されません。そこで厚生労働省でも、1日当たりの食事に加えて、葉酸をサプリメント等から摂取すべき量を推奨しています。

妊婦生活

妊活をスタートするときに、知っておきたいのが妊娠率を左右する要因です。卵子や精子についても正しい知識を持っておくことが大切です。妊活の7つの基本を簡単にまとめました。

 

1. 妊娠の確立が最も高いのは

子作りを考えるとまずとりかかるのが基礎体温の記録。「基礎体温をつけ、排卵日を特定してその日に行為を行う」のが妊娠の確立が最も高い、と思っていませんか。実は、一番妊娠しやすいタイミングは、排卵日の1~2日間で排卵当日ではありません。

排卵日だけを狙うと、男性にもプレッシャーがかかり、うまくできない場合もあります。精子は女性の体内で数日間は生きていられます。したがって妊娠可能な期間は、排卵の5日くらい前から排卵日までの6日間。この6日間にできるだけ機会を多く持ちましょう。

 

2. 子作りマシンにしない

妊活をしている女性は、妊娠の確率が少ない時期の行為は無意味と感じてしまいがちですが、これは間違いです。

排卵日以外をないがしろにしていると、パートナーが「俺は子作りマシンか」と彼女が求めているのが自分ではなく、精子だと感じてしまうケースも少なくありません。

医学的にも精液は子宮に働きかけて、受精卵を受け入れやすい状態にすることがわかってきています。「調節性T細胞」を増やす作用があるといわれています。

調節性T細胞には人体が自分以外のものを拒絶する免疫機構を調節し、受精卵が着床しやすいように作用します。性生活が順調な人は、体外受精の妊娠率も高いといわれています。

 

3. 一生分の卵子は胎児のときに作られている

妊活してもなかなか妊娠できない場合、加齢によって卵子が老化しているのかもしれません。精子は精巣で毎日作られていますが、卵子は生まれる前にすべて作られているのです。

胎児のときに一生分の卵子が作られ、卵巣で保存されていて出番を待っています。つまり年齢とともに卵子の数は減っていきます。

胎児の卵巣には最大時に700万個もの卵子があるのですが、出生児にはすでに3分の1に減り、思春期には30万個に減っていて、35歳では5万~6万個になっています。

また、残っている卵子も核の中にあるDNAが傷ついたり、細胞にエネルギーを供給するミトコンドリアが弱ったりするので、出産に至る卵子は年々減少する一方です。

そのため、年齢が高くなるほど体外受精など、何らかの治療法を要する人が増えていくのです。

 

4. 男性にもある不妊の原因

不妊治療は女性だけの問題のように捉えられることもありますが、実は男性側に原因があるケースもとても多いのです。

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出典: WHO1998年 不妊の原因

  • 精子の運動率が悪く、十分に泳げていない
  • 数が少ない

という問題が、男性不妊の代表的なものですが、自覚症状は特に泣く、精液検査で初めてわかります。

精液検査は不妊治療を行っている産婦人科で。より正確に調べるためには、できるだけ男性不妊の専門医と連携している医療機関で受けると良いです。

 

5. 精子も老化する

精子は毎日作られるので、女性のような顕著な加齢による影響は見られません。しかし、年齢が高くなるにつれ精液量は明らかに減少し、精液検査の成績も下がりED(勃起不全)になる率も高くなり、妊娠しにくくなるケースもあります。

女性が若ければ、男性の加齢による精子の老化は、顕微授精の妊娠率低下や流産率増刊はつながりません。

精子は卵子の持つ酵素で傷ついたDNAが修復されるからです。高齢の男性に子供が生まれたケースは、相手の女性が若いことが多いようです。

 

6 精子はためない

頻繁に行為をすると精液が薄くなって妊娠しにくい、ということも言われているようですが、精子は通常毎日1000万個も作られているので、行為の結果足りなくなることはありません。新しく出来たばかりの精子のほうが、妊娠させる力は強いです。

貯蔵庫に古い精子がたまっていると、活性酸素を出して新しい精子にダメージを与えたりしてしまうこともあります。

 

7. 喫煙は非常に良くない行為

喫煙は男女どちらが吸っていても、妊娠率は半減し、流産を2倍にするというデータもあります。男性の喫煙が問題だということはあまり知られていませんが、喫煙する男性の精液量は減少する傾向が見られます。

また、受動喫煙にも自分の喫煙と同じような害があります。妊娠しにくいと感じている場合は、夫婦で喫煙するべきでしょう。

 

妊活はいつから始める?

厚生労働省の2011年のデータでは、初産の女性の平均年齢は30.1歳(東京は31.6歳)。3歳が見えてくると子作りを真剣に考え始め、妊活をスタートさせていることが見えてきます。

妊活が一般的な言葉として存在する背景には、ますます高齢出産が増えてきたこともあります。

医学の進歩で昔は常識であったことも、今では間違っている場合もあり、妊活をするにあたって、正しい知識を持つことが大切です。治療のタイミングや治療法は、年齢によって変わってくることも知っておきましょう。

 

妊活を始めるきっかけ

  • 子供が欲しい
  • 年齢が気になり始めた
  • 卵子の老化が気になり始めた
  • 周囲の友人や親族などが子供を産み始めた

あせりから、一般的に良いといわれている妊活をしたけれど、自分には向いていない方法だったため、妊娠に成功しなかった。本当の意味の妊活のスタートが遅れ、結果長引いてしまうことも多いのは残念です。

 

婦人科を受診するタイミング

子作りを考えてから子供ができなかった場合、どのくらいできなかったら婦人科を受診したらよいのか、病院はどのように選べばよいか。妊活を始めても、なかなか妊娠できない時は、婦人科での検査や不妊治療を考えます。

そのタイミングは、35歳未満なら1年ほどたっても妊娠しない時、35歳を超えたら半年、40代ならすぐです。時間がたつに従い卵子の数は減っていきます。受診に早すぎることはありません。

 

病院選びのコツ

「妊娠するにはこの方法が良い」と、特定の方法しか実施していない医療機関は避けましょう。

その方法がたまたまあなたにピッタリであれば問題ありませんが、不妊の治療法は複数あり、それぞれの夫婦に合った方法を考えてくれる医療機関がベストです。

治療中の質問や要望をきちんと聞いてくれるなど、コミュニケーションがきちんと取れることも条件です。

精液検査でよくない結果が出た場合は、様々な治療が可能です。不妊専門の泌尿器科医を受診します。

 

不妊治療の進め方

不妊治療は年齢や検査結果により進め方は変わります。自分に有った個別のプランを立ててもらうことが大切です。

20代では明らかな問題がなければタイミング治療からジックリ行いますが、年齢が高い人や、検査結果が厳しい人は体外受精に進むまでスピードが早いのが一般的です。

辛いと感じた時は一旦お休みしましょう。ストレスから開放されるのか、自然妊娠するケースもあります。

不妊治療のステップは、タイミング治療から人工授精、さらに体外受精または顕微授精です。

 

タイミング治療

排卵のタイミングを見計らって行為を行います。夫婦だけで行う場合は基礎体温表などで排卵日のあたりをつけます。産婦人科にかかっている場合は、医師が超音波検査で排卵日を予想するのでより正確になります。費用は一回数千円。

 

人工授精

妊娠しやすい状態に整えた精液を、カテーテルで子宮内に送り込む方法です。精子が泳がなければ行けない距離が縮むため、精子の力が少し弱い場合などに行われます。妊娠率は体外受精の四分の一くらいですが、タイミング法と比較すると倍増します。費用は1回数万円。

 

体外受精

卵巣に針をさして乱視を採り、精子と合わせて受精させます。胚(受精卵)に育てばカテーテルで支給の中に送り込みます。費用は1回40万~70万円。所得や回数が制限されていますが、国や自治体の補助金制度があります。

 

まとめ~年齢に応じた妊活

妊活は早いスタートに越したことはありませんが、年齢に応じた方法があります。妊活の基本を確認し、年令によっては医療機関の受診が望ましいこともあります。

治療法にはいくつかあり、あなたに有った方法を一緒に考えてくれる専門家を尋ねることが、子作りのコツ。

 

子作中ならチェックして欲しい夫婦生活のこと

子供が欲しいと言って、いきなり医療機関を受診することは少ないのではないでしょうか。

いわゆる妊活をしてもなかなか子作りがうまく行かないときに、初めて治療、という選択肢を考えるのだと思います。

子作りを考えると、厚生労働省も推奨する葉酸サプリを利用したり、妊活に良いとされる食事や生活をこころがける、など特に排卵日を予測してのタイミング法は多くの方が実践されています。

子作り中ならチェックしてほしいのが、夫婦生活のこと。もしかしたらそれが原因でなかなか妊娠できない、ということもあるかもしれません。

こちらの記事では、タイミングや頻度についてお伝えしています。参考にされてください。

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