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水虫はひそかにうつる!再発を防ぐ水虫対策家族も一緒に洗って乾かす

水虫の薬は根気よく使うことが大切です。水虫がうつるのは実は家庭内が主な原因なので、家族が一緒に対策を行うことが重要! きれいに洗い、乾かすようにすると良いです。薬も上手に利用しましょう。 

水虫はひそかにうつる!再発を防ぐ水虫対策家族も一緒に洗って乾かす

水虫がうつるのは実は家庭内が一番多い

水虫はうつる! 一日中靴を履いているお父さんの足は「臭い!水虫!」と敬遠されがち。お父さんが「持ち帰った水虫」が家族にうつるなんてあらぬ疑いをかけられることもあったりして(笑)

多くの人の足が触れるものには、まず白癬菌がいると考えて良いです。銭湯や温泉の足ふきマットなどが一番の原因と思われがちですが、実は家庭内でうつるのが最も多いということ、ご存知ですか。

一日中靴を履いているのはお父さんばかりではありません。家族の誰もがどこかで水虫菌を持ち帰ってくる可能性があるのです。

 

水虫が家庭で再発しやすいのは…

剥がれ落ちた皮膚のかけらの中などに水虫菌がいます。皮膚についた白癬菌が角質層に入り込むまで1日ほどかかります。ですから水虫がうつってもその間に洗い落とせば感染は防げます。

しかし、家族に一人でも水虫の人がいると家庭内から白癬菌はいなくなりません。その結果水虫を直しても再発を繰り返してしまいます。家族全員が一緒に治療することが重要なのです。

基本は清潔にして乾かす! もし水虫がうつったら、薬を根気よく使って家族一緒に治療し再発を防ぎましょう。

 

水虫対策は薬と日常生活の工夫

足は毎日洗い、乾かす。バスマットも乾いた清潔なものを使用しましょう。

水虫がうつったら、薬で根気よく治すことが一番ですが、日常生活で水虫を予防する環境を工夫することも大切です。

靴や靴下をはく生活が水虫の最大の原因、と言われています。靴を履いている時間をなるべく少なくするような工夫も大切。

お風呂場の足ふきマットなども乾いたものを使用し、こまめに洗濯をするようにします。

また、白癬菌が角質層に入り込む前に洗い落とすことも重要なので、毎日足を洗い十分乾かしましょう。

ただし、ゴシゴシこすって足を傷つけると白癬菌が短時間で角質層に入ってしまいます。優しく洗うようにしてください。

くつ下を履いていても床などにいる白癬菌は足についてしまいます。自分用のスリッパをはくことも水虫がうつる可能性が低くなります。

薬については内服薬、外用薬があり、正しい使い方で根気よく治療すれば、市販の薬でも十分効果を期待できます。

 

市販の水虫の薬でよくなるの?

水虫の治療には抗真菌薬(外用薬が基本、内服薬も用いられます)を用います。原因となる白癬菌に対する殺菌・増殖抑制作用を持つ薬です。

市販の水虫薬も処方薬と同じ成分を含んでいるものが多く、きちんと使えば良くなることが多いです。

市販の外用薬には抗真菌薬の他にも、かゆみを抑える成分、スーッとする細分などが配合されています。

主成分の抗真菌薬よりも他の配合成分によるかぶれのほうが起こりやすいので、市販薬のほうがかぶれ等が起きやすいと言えます。特に液剤は軟膏やクリームより刺激が強いのでかぶれやすいとも言えます。

薬を使っても症状に変化がない場合は、使い方が不十分であるかそもそも水虫ではないのかもしれません。皮膚科を受診すれば、まず水虫かどうかの診断がつくので適正な治療を受けることが可能です。

 

薬の使い方

水虫の外用薬は指定の範囲に毎日、最低4週間以上塗り続ける

水虫の外用薬は1日1回塗れば良い薬が主流です。基本は4週間以上塗り続けます。爪白癬*の場合は1年間は塗り続けるようにします。

外用薬の使い方のポイント

  • 毎日欠かさず、最低でも4週間以上塗り続ける
  • 指の間から足の裏全体、両足ともまんべんなく塗る
  • 風呂上がりが良い(角質層が軟らかくなっている)

*爪白癬は今まで抗真菌薬の内服が必要とされてきましたが、副作用のリスクや薬の飲み合わせなどから、高齢者や他の病気がある人では使いにくいこともありました。

2014年に新しい外用薬が登場し、今まで治療を諦めていた人にも選択肢となると考えられています。副作用は爪への浸透を良くするための液剤なので、刺激がありかぶれ等を起こすことがあります。

 

継続して薬を塗る理由

一般的な水虫は2週間ほど薬を塗っていれば、かゆみなど皮膚の症状はほとんどなくなってきます。

ただし、この段階ではまだ角質層の中には白癬菌が残っているので、薬を塗らないでいるとまた症状がぶり返します。

角質層の細胞が新陳代謝ですべて入れ替わるには4週間ほどかかるので、その間十分薬を使わないと白癬菌を除くことは難しい。

爪白癬の場合は爪の表面、皮膚との境界部、先端は裏まで回るくらいに薬液をぬります。新しい爪が伸びてこない限り爪はきれいにならないので、生え変わるまで1年ほど塗り続ける必要があります。

液剤がはみ出して皮膚についたときは拭き取りましょう。

 

水虫の薬の種類と特徴

外用薬には、軟膏、クリーム、ローション、液剤、スプレーなどがありますがそれぞれの違いや特徴を簡単にまとめました。

外用薬の剤形 特徴
軟膏 最も刺激が少なくかぶれにくい
ただれやひび割れが生じている部分にも使用可
(油性の機材に皮膚を保護する作用がある)
ベタツキ感がある
クリーム 医師が処方する外用薬の中心
水分を少し含むので軟膏よりもベタつかない
ローション 液体が中心
使用感はクリームよりもさらっとする
液剤 乾きやすい
さっぱりした使用感
スプレー式なら幹部に直接触れずに塗れる
皮膚への刺激が最も強い
角質層に傷があるとしみやすい
じくじくしている患部に使うと症状が悪化することがある

 

水虫は手足に起きたかび!

ムシムシしてくるとうずく水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビ(真菌)が皮膚の一番外側にある角質層に感染して足や手にできたもの。

白癬菌の感染は全身の様々な場所に置きますが、ほとんどは足に起こる足白癬です。症状により4つのタイプに大きく分けられます。

一般的に夏にかゆみを伴い悩まされるのは、趾間(しかん)型、小水疱型で、冬は収まります。一方、角質増殖型、爪白癬はかゆみはなく、一年中悩まされます。

足の水虫のタイプ 現れる場所と主な症状
趾間(しかん)型 指の間 ジクジクしてふやける
カサカサして皮が向ける
小水疱型 足の裏や縁の床に接するあたり
ポツポツと小さな水ぶくれ(水疱)ができる
角質増殖型
(頻度は低い)
足の裏全体
角質層が増殖して厚く硬くなる
粉をふいたようになる
ひび割れる

爪白癬
(皮膚の水虫を長い間放置して白癬菌が爪に入り込むと起きる)


白く濁って厚くなる
先がボロボロと欠ける

 

薬を塗っても治らない最大の原因は

  • 症状があるところしか塗らない
  • 症状がなくなると塗るのを止めてしまう
  • かゆみがないので何もしていなかった

です。白癬菌という皮膚に住み着いたかびをしっかり追い出すためには、皮膚や爪が陳代謝で新しくまれ変わるまで薬を塗り続けなければいけません。水虫の外用薬は、

症状にかかわらず毎日、必要な範囲に4週間以上塗り続ける

ことが大切です。

 

まとめ~水虫がうつるのを防ぐには

水虫は家庭内でうつることが一番多いです。家族に水虫の人がいたら全員が意識して再発を防止することが大切。

薬でしっかり治す。足は洗って清潔にし乾かす。スリッパを使用するなど日常生活でも工夫しましょう。

これからの季節に症状が出るような水虫は、外用薬を正しく使用すれば白癬菌を追い出すことは可能です。

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