Ladyjがネット販売で好調!今日はダイエットや生活習慣病予防と、野菜一日350gとスムージーに関わる話をお伝えしますが、野菜つながり、idつながりでちょっと気になるニュースをまずご紹介。
Ladyj(レディジェイ)とは
ご存知のように管理人のはてなidはLady Jhones(レディジョーンズ)ですが、なんと同じ名前の新品種のじゃがいもの名前がLadyj(レディジェイ)。
そのじゃがいもを使った赤いポテチ「ポテトチップLadyj」がネット限定販売され、大好評で初回3000袋が6時間で完売したのだとか。
Ladyjは皮も中身も赤い新品種のじゃがいもで、長崎県で2009年に開発された「西海31号」でポリフェノール一種のアントシアニンという色素を多く含んでいるため赤いのだそうです。
北海道産じゃがいもが台風被害で不作となり、ポテチ生産に支障が起きていますが、今回赤ポテチを製品化した八潮市の「菊水堂」もその影響を受けて減産が続いていたところ、Ladyjにであい、生産に踏み切ったそうです。
予約販売は6時間で売り切れ!
値崩れを防ぐため、ネット限定で製造前に自社のHPで予約販売したところ、6時間で売り切れ!
次回予約は28日正午から、製造は30日ということなので興味のある方は菊水堂のHPで詳細をごらんください。
ただし、ポテチはダイエットにはあまりおすすめではないので、美味しいからと食べすぎないように注意してくださいね。
こちらは通常商品です。赤ポテチの予約は下記HPから
参考: 朝日新聞6月23日朝刊
菊水堂は2年ほど前にマツコの知らない世界で紹介され、大人気となったメーカーで、できたてポテトチップを販売しています。
スムージーを調査中
さて、本題です。最近スムージーの市場調査(単に購入して飲み比べているだけですが)にハマっています。
それは2週間ほど前のこちらの記事でご紹介した、イージースムージーグリーンを飲む前に、世間ではどのような商品が売られているのか、興味があったからです。
一応それぞれの商品のデータを比較するつもりでメモしていますが、そこで気になったのが「一日に必要な野菜のうち、そのスムージーを飲むとどのくらい摂取できるか」という表示。今のところ、25%、1/3、1/2という表示があります。
「野菜は一日350mgを目標に摂りましょう!」と健康日本21では言っていますが、そのうちの25%から50%をスムージーで摂れるというのですから、コレは飲みたいと思うのは自然ですねえ。
しかし、あくまでも数字の上でしかありませんので、スムージーを飲んだからその分野菜は少なくても良い、というわけではないことに注意してください。
スムージーとは
蛇足ですが、スムージーとは野菜や果実など材料を凍らせたものを使ったシャーベット状の飲み物です。
なので、スーパーなどでスムージーとして売っているものは、厳密に言うとスムージーではないのですが…
野菜一日350g!
野菜は、ビタミン、ミネラル等の重要な供給源であり、健康な食生活を送る上で重要な位置づけとなっています。
しかし、野菜を食べる量は減少しており、食生活がアンバランスになっています (図1)
厚生労働省が推進する健康作り運動「健康日本21」では、健康増進の観点から1日350g以上の野菜を食べることを目標にしています。しかし、現在どの年代においてもその量に達していない状況です (図2)
図1 国民一人1年あたり野菜の消費量*の推移
資料:農林水産省「食材受給表」
*供給準食料
図2 成人一人1日あたりの野菜摂取量(年代別)
資料:厚生労働省「平成17年国民健康・栄養調査」
ちょっと古い資料ですが、若い人ほど野菜の摂取量が不足していることがわかります。
一日野菜350gの根拠
これに関しては昨年8月、おまきざるさんがわかりやすく解説された記事を投稿されていらっしゃいました。
2025年問題もあり、「生活習慣病や認知症の発症を防ぐため、要介護者にならないための予防として、生活習慣を改めて医療費を押さえてくださいね。」
ちょっと乱暴なまとめ方ですが、「健康日本21」はそのための方策です。「循環器疾患やがんの予防に良いと考えられている栄養を摂るために、野菜は一日350gを目安としよう。」というわけ。
健康であるために重要なのは、バランスの取れた食生活、適度な運動、正しい生活習慣。
この3つが影響しあって、健康を維持、増進できるということです。
一日野菜350gは特に循環器疾患・糖尿病などの生活習慣病、がんの予防を期待されています。もちろんメタボのスタートとなる肥満の予防、つまりダイエットにも重要な役割を果たしています。
生活習慣病予防と野菜の関係
食事やライフスタイルの欧米化やストレス社会などから、生活習慣病は増加しており、深刻な状況とも言えるのが現状です。
肥満は生活習慣病の最初のドミノ、と言っても良く肥満に高血圧や高血糖などが加わると、メタボリックドミノの危険性が高くなります。
肥満の改善、予防はもう聞き飽きた、と言われるほどお伝えしていますが、
肥満の改善、予防
- 適切な量で栄養バランスの取れた食事
- 適度な運動
- 健康的な生活習慣
につきます。
糖尿病も年々増え続けていて、糖尿病患者の数は近い将来糖尿病になる可能性の高い「糖尿病予備群」を含めると、推定約2050万人*!
糖尿病には食べ過ぎや運動不足などの生活習慣が深く関わっています。また、糖尿病は自覚症状に乏しく、治療への意識が薄いので苦痛や我慢、時間が必要なことは避けてしまいがちなのも、病気の進行の要因となっています。
*平成24年「国民健康・栄養調査」
食べ過ぎに注意
糖尿病の予防と治療の基本は、食事と運動ですが、食生活の改善ではまず食べすぎないことが基本。その上で血糖値に関わる多くのメリットが得られるポイントとなるのが野菜です。
もちろん食べすぎないことは肥満の予防、解消にも大きく関わります。生活習慣病、メタボリックドミノはスタート地点で対処することが肝心です。
ダイエットをする際にも、野菜を十分取ることはカロリーを抑えるだけでなく、体に必要な栄養素も取れるので無理なく痩せることが期待できると言うわけですね。
糖尿病の予防・改善に野菜が役に立つ
過去の全国調査では、糖尿病のある人の平均寿命は、日本人の平均寿命より10年ほど短い、という報告もあります。
実際に野菜が糖尿病に大きく関係していることがわかるのが、徳島県の例です。
過去長い間糖尿病により死亡率全国1を続けていた徳島県は、他県と比べて野菜の摂取量が少ないこと、一日に歩く歩数が全国平均より少ないことがあげられていました。
そこで、糖尿病対策を周知徹底させる取り組みを行ったところ、県民の野菜摂取量が増加、運動不足も少し改善されたり、糖尿病の受診率も上昇した結果、成果が上がっています。
野菜の働き
ダイエットなどでもよく言われるので、ご存知の方も多いと思いますが、野菜を先に食べると野菜に豊富に含まれる食物繊維が、胃の中で他の食品を包み込み、胃から小腸へ食べ物がうつる時間を遅らせます。
また、小腸での消化・吸収を緩やかにするので、食品中の糖質がゆっくり吸収され、食後の血糖値の急上昇を防ぐのに役立ちます。
また、野菜を食べると胃が膨れて満腹感を得やすく、食事の全体量を減らせるようになるので減量につながります。
肥満は血糖値を下げるインスリンというホルモンの働きが悪くなるので、肥満の解消は重要な糖尿病予防対策として考えられるのです。
- 野菜を先に取ると血糖値の急上昇を防げる
- 満腹感が得られ、食べ過ぎを防げる
という働きで、野菜は血糖値の改善に役に立ちます。
食べ方、調理法に工夫
食べる順番を意識するだけでも糖尿病の予防、治療に役立つ野菜。毎日の食卓に野菜料理を増やしたり、外食では単品料理だけでなくサラダなど副菜を一緒に注文するなど、一日350gの摂取を心がけたいですね。
同じ食材でも、食べ方や調理法で摂取エネルギーは変化します。煮る、蒸すなどエネルギー量の少ない調理法を工夫することも大切です。
野菜350gと言えば、この方のブログを忘れてはいけません!
「目指せ野菜1日350g!ちまこ通信」
野菜を使った美味しい料理を紹介してくださっています。是非参考にされてください。
スムージーは役に立つ?
野菜350gの目安は、前述の農林水産省のpdfでは
小鉢(小皿)の野菜料理を1皿分(約70g)、大皿の野菜料理1人分を2皿分と数え、1日5皿分以上(70g×5皿=350g)と数えます。
としています。かなり頑張らないと毎日これを目指すのは厳しいかもしれません。
そこで青汁やスムージーで多少は野菜不足を補おうと言うことで、人気となっているのでしょう。
自分で材料をブレンドし、好みのスムージーを飲んでいる人も数多くいますし、ミキサーの音がうるさい、後片付けが手間、と手軽に飲める市販品も人気です。実に数多くの商品が発売されているのは、その表れとも言えます。
それらの商品については、また後日「市場調査」の結果をまとめた上でお伝えしようかな、と思っています。
まとめ
一日野菜350g、にはどんな意味があるのか、効果はあるのか。また、肥満や生活習慣病、特に糖尿病と野菜の関係について大まかにまとめました。
硬い話は抜きにしても、野菜を毎日きちんと食べることは健康に役立つことは間違いないことでしょう。
生活習慣病、メタボリックドミノの予防のためにも、まず肥満にならないこと、肥満や肥満気味であるならダイエットで肥満を解消することが重要です。
食事、運動、生活習慣、この3つを見直して、改善する点が有れば意識して改善することが健康維持、病気の予防、改善にとって大切です。
「Anのひとりごと」~今日も1ページ
小林麻央さん、たくさんの感動をありがとうございました。多くの方が元気づけられたことでしょう。あなたの笑顔は皆の心の中で輝き続けることでしょう。ご家族や周りの方々へ心よりお悔やみ申し上げます。