腰痛の予防、痛みの緩和に膝のテーピングをおすすめ。膝の衰えはおしりの筋肉の衰えから始まるので、お尻の筋肉を鍛える簡単エクササイズも。膝痛予防のミニ情報です。
膝痛予防におすすめのテーピングとエクササイズ
中高年になって運動不足や肥満などを解消しようと、運動を始める人が多くなりました。
しかし、健康のために運動を始めても、無理をしたりして体を痛めてしまっては本末転倒です。
ケガを予防し安全に運動を楽しみたいものです。
運動を初めて最初に痛めやすいのが膝。膝を痛めると腰痛にもつながるので、膝を固定するための筋力アップが重要となります。
今回は膝の固定を補助するテーピングと、おしりの筋肉を鍛える簡単なエクササイズのミニ情報です。
膝を固定するテーピングの方法
- 膝を90度に曲げて座る
- 膝のお皿の下の骨の出っ張りから太ももの真ん中ぐらいまでの長さにテープを切る
- 片方の端の真ん中に10cmの切り込みを入れる
- 切り込みの内包を太ももの真ん中辺りからお皿に向かって貼る(引っ張らない)
- 二股に別れた部分はお皿を包むように貼る
テーピングで膝の固定を補助します。
ジャンプやウオーキングなどで膝の前側やお皿に痛みを感じる場合に、痛みの緩和にも役立ちます。
テーピングについてはメーカー各社のサイトで詳しい説明や巻き方の動画などをチェックできます。下記2社のホームページへのリンクをご紹介。
テーピングについてもっと知りたい方は参考にされてください。
バトルウィン(ニチバン(株)のテーピング製品ブランド)
ニトムズ(日用家庭用品、文具、医療、ヘルスケア製品などの企画・製造・加工・販売及び輸出入)
おしりの筋肉を鍛えるエクササイズ
- 膝を立てて仰向けに寝る
- お腹に力を入れる
- 両腕は横につける
- 方からひざが一直線になるようにお尻に力を入れて持ち上げる
- 3秒かけてあげ、3秒かけて下ろす
おしりの筋肉が衰えると膝の衰えが始まるので、おしりの筋肉を鍛えて膝を守りましょう。
高齢者の膝痛にテーピング
膝が痛い、腰が痛い…会うたびに挨拶代わりとなってくると、今更ながらトシを感じますねえ。母もご多分に漏れず。
膝・腰に悪い姿勢や動作に気をつけて、といっても
「草が生えていてみっともないから草取りをした」
「邪魔だから庭の石をどかした」
「買い物で重い荷物を片手でもった」
などなど、「やっちゃだめ!」といくら言い聞かせてもらちが明きません。
それならせめて病院で購入したコルセットを使うとか、膝のサポーターをと言っても、これまた「面倒くさい」「忘れる」です。
今回ご紹介した膝のテーピングを試してもらいました。一度貼れば自分で剥がさない限りしばらくは効果が期待できますからね。
「なんだか変だわねえ」と違和感があるようですが、すぐに慣れます。ただ、ずっと貼っていることでかぶれやかゆみを感じる場合もあるので注意は必要です。
膝が固定されることで、多少痛みが改善されたと感じてはいるようですが…
剥がれたら(剥がしたら)自分で積極的に貼るとは思えませんので(笑)、様子を聞きながらまた貼りにいかなくちゃです。
まとめ~安全に楽しく運動するために膝痛予防のテーピングとエクササイズ
健康のために始めた運動で膝を痛めないように…膝の固定を補助するテーピングと、膝痛につながりやすいおしりの筋肉の衰えを防ぐ筋力アップのエクササイズ。
簡単にできますので試してください。
「Anのひとりごと」~今日も1ページ